泉谷しげるが客席にギターを投げた? 「怪我した客が300万円請求」めぐり賛否

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   歌手で俳優の泉谷しげるさん(67)がコンサート中、観客に向かってギターを投げた。以前はこういったパフォーマンスはよくあり、観客の興奮を高めたりもしたのだが、今回の場合は、ギターが観客の女性の額に当たってしまい、約300万円の損害賠償を請求される訴訟沙汰に発展してしまった。

   ネットでは、観客に向かって楽器を投げるなど言語道断であり、厳しく追及するべきだ、という意見と、泉谷さんのライブは過激で危険なことは常識であり、それに行くわけだから額に傷を負ったファンは訴訟などせずに「勲章」としてありがたがるべきだ、といった意見に分かれている。

  • 泉谷さんのパフォーマンスに賛否分かれる(2012年撮影)
    泉谷さんのパフォーマンスに賛否分かれる(2012年撮影)

泉谷さん側「投げてはいない」

   朝日新聞などによれば、2014年6月22日に「長岡市寺泊文化センター」で行われたコンサート中、弦の切れたギターを泉谷さんが観客方向に投げたところ、女性の額に当たった。女性は病院に運ばれ治療を受けたが、額中央に長さ15ミリ、幅2ミリの三日月状の傷痕が残った。女性は、泉谷さん側との慰謝料の交渉が進まないとして新潟地裁長岡支部に約300万円の損害賠償を求める提訴を起こし、15年8月5日に第1回口頭弁論があった。泉谷さん側は、ライブなどでファンに楽器を渡すことはあるが投げてはいない。そうした事実関係と慰謝料の額で争うけれども、慰謝料は支払う用意があると話している、などと報じられている。

   特にロック系に多いのだが、コンサートの最中に演者が舞台上から観客に向かって物を投げたり、自身が観客席にダイブしたりするというのは、1970年代から80年代にかけて普通にあった。有名なのがイギリスのロックバンド「ディープ・パープル」のギタリスト、リッチー・ブラックモア(1967~75年在籍)で、ステージでエレキギターを破壊し、それを観客席に投げ入れた。頭などに直撃すれば生命の危険に晒される可能性もあったが観客は大興奮し、投げ入れられたギターを踏みつけ、さらに破壊した。リッチーのこうしたパフォーマンスを真似するギタリストもいて、泉谷さんはその同世代でもある。また、泉谷さんの一つ下の世代の日本のロックバンドでも、観客席にギターが投げ込まれたという複数の証言も出ている。

   泉谷さんに関してネットでは、どんなことがあっても観客に怪我をさせるなど言語道断だとし、訴訟は当然であり、もっと高額の慰謝料を請求すべきとの意見がある。一方で、泉谷さんのコンサートは過激で危険なのは知られている事実であり、覚悟と最新の注意を払って参加するのが前提で「訴訟はおかしい」と考えている人もそれなりに多い。

「本気のファンなら名誉の負傷なんだろうな」の声も

   ネット上には泉谷さんは何も悪くない、とし、

「あほか。訴えるくらいならライブに行くな。泉谷のライブに行けばそのくらい予想してろよ。てか予想できたはずだ」
「バカじゃね?なんでファンがギターぶつけられて提訴なんだよ。武勇伝だろ普通にそれ。クラシックコンサートと勘違いして潜り込んだのか?ありえんわ」
「本気のファンなら名誉の負傷なんだろうな」

などといった意見が出ている。

   音楽評論家の加藤晋さんは、何度か泉谷さんにインタビューをしていて、テレビで見せている「乱暴なオジサン」の一面はキャラクターに過ぎず、実際は音楽に真剣に向き合っている実に真面目な人物なのだそうだ。そして今回の訴訟については、

「泉谷さんの時代錯誤から起こってしまった事なのではないでしょうか」

と加藤さんは分析している。泉谷さんの存在が知られるようになった「全日本フォークジャンボリー」(中津川フォークジャンボリー、1969~71)の時代には、舞台と客席の両方から物の投げ合いや、客と客、演者と客の殴り合いなどが「違和感なく」普通に起こっていた。おそらく泉谷さんは、ファンの求めもあるのかもしれないけれども、そうした昭和の時代のフォークシーンを引き摺っていて、変えようとはしていない。

「会場に向かってギターを投げたりすると、こうした問題に発展するのは目に見えています。過激なパフーマンスをするにしても、舞台上で完結するようにして、観客に危害が及ぶようなことはしてはいけないのです」

と加藤さんは説明している。

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