JR東ケーブル、謎の連続火災 自然発火か失火、放火か、皆目分からず

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   JR山手線の恵比寿‐目黒間のケーブルで火災が発生した事件は、依然として出火原因が分かっていない。内部からの自然発火か、たばこなどによる失火あるいは放火なのか、さまざまな可能性が取りざたされている。

   JR東日本では2015年8月に入ってケーブルでの火災が続いている。同社は直接の関連性は低いとみているが、いずれも出火原因は明らかになっていないままだ。

  • 火災があったJR恵比寿‐目黒間
    火災があったJR恵比寿‐目黒間
  • 現場は線路のすぐ脇
    現場は線路のすぐ脇

2か所のケーブル、燃え方が違っていた

   8月27日に起きた、恵比寿‐目黒間ケーブルでの火災は20メートルほど離れた2か所で出火した。ケーブルは送電用の高圧線2本と通信用1本の計3本で、どちらも外側がカバーで覆われている箇所だった。

   JR東によると、2か所とも外側のカバーが激しく燃えていて、ケーブルそのものには大きな損傷はなかった。ただ、送電用ケーブルは機能は保った一方、通信用ケーブルは使用できなくなるほど燃えたため、外側と内側のどちらから出火があったのか現時点では判別できていない。

   また、出火した2か所の3本のケーブルのうち、燃え方が激しかったケーブルは異なっていた。恵比寿側の箇所では2本目の高圧線と1番下の通信用の下2本が、目黒側では上2本の高圧線がそれぞれ激しく燃えていた。

   3本のケーブルはそれぞれ独立していて、つながっていない。高圧線に過電流が流れるなどして自然発火したと考えた場合、どうして燃え方が違ったのか疑問は残る。

   失火や放火など、外部から燃やされた可能性もあり、警察は事件も視野に原因を調べているという。

   現場は恵比寿駅から徒歩5分ほどで人通りが多く、歩きたばこをする人もいない訳ではない。実際に近辺にはたばこの吸い殻が複数捨てられていた。ただ、同一時間帯に2か所同時に失火が起きるとは考えにくい。また住宅が密集していて、放火であれば不審な人物がいたという報告があってもおかしくはないが、そういった情報は警察から発表、あるいはマスコミに報道されていない。

専門家の見方も割れる

   鉄道に詳しい専門家の意見も割れている。8月28日放送の「スッキリ!!」(日本テレビ)に出演した交通コンサルタント「ライトレール」の阿部等社長は、

「カバーが激しく燃えているがケーブル本体はあまり燃えていないようなので、内部の原因という可能性はないようにみえる」

と見解を示した。ただ、「何らかの事情で熱が出て、それが火災にいたった可能性」はあるとして、故障によるトラブルも否定はしなかった。

   同日放送の「ひるおび!」(TBS系)には鉄道評論家の川島令三さんと鉄道ジャーナリストの梅原淳さんが出演。梅原さんは、

「自然発火の可能性が高い。燃えているのはケーブルだけで、周りの木などはあまり燃えていない」

と指摘。「過電流などで内部から発火した可能性が考えられる」と話した。

   番組では工学院大学の高木亮准教授の「ケーブルのつなぎ方を間違えるなど人為的なミスの可能性」を指摘するコメントを紹介。川島さんは「ないとは言えない。緩くつないだり、外れていたりして、パイプの中が高熱になっていたかもしれない」と述べた。

JR東は3件の関連性を低いとみている

   8月に入ってJR東でケーブル火災が相次いでいることに不安は広がる。ただ、18日の国立‐立川間では送電ケーブル、22日の中野‐東中野間では通信用ケーブルと出火元がそれぞれ違う。また国立‐立川間については高架であることから放火など事件の可能性は低いとみられている。

   JR東も3件の火災について直接の関連性は低いとみている。メンテナンスについては、2年に1回目視で行っていて、22日の火災の後は全区間で再点検をしたばかりだという。

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