きゃりー、ネットで広まる「フリーメイソン」会員説を否定 PVに現れる模様などからうわさが出る

   歌手のきゃりーぱみゅぱみゅさん（22）が、国際組織「フリーメイソン」の会員なのではないか、というネットの噂を否定した。

   会員説の「根拠」とされたのは、プロモーション・ビデオ（PV）に現れる奇妙な模様などだが、当の本人はフリーメイソンについて「よく知らない」と明かす。

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  フリーメイソンは「よく知らない」（2012年9月撮影）

「つけまつける」PVで突如「会員説」浮上

   きゃりーさんは2015年8月30日、

「以前から噂されていますが私はフリーメイソンではないですよ。目玉と三角のモチーフが大好きでたまに（編注：ファッションとして）身につけたりはしてますが実際は違います。とゆうかよく知らない」

とツイートした。

   フリーメイソンは16世紀後半から17世紀初頭にかけて生まれ、会員には政治家、財界人、芸能人らも多数名を連ねているとされる。秘密結社と噂されているが、実態は「人類の理想の実現」を目的にする友愛団体だとされている。

   シンボルマークは、コンパスと三角定規を合わせた形に「G」の字を書きくわえたものや、ピラミッドと目玉を合わせた「プロビデンスの目」などが知られる。

   会員説は、12年1月にリリースされたシングル「つけまつける」のPVをきっかけに広まった。

   冒頭部分に登場する目玉のマークが「プロビデンスの目」に似ている、中盤頃できゃりーさんが見せたピースサインを重ね合わせる仕草はフリーメイソンのシンボルマークを意識したものだ、などいくつか話題となったが、いずれも確たる証拠はない。