東芝、378億円の最終赤字 15年3月期 「深くおわび」と発表

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   「不適切会計」の影響で決算発表を2度延期していた東芝は2015年9月7日、15年3月期の連結決算(米国会計基準)を発表した。最終損益は378億円の赤字(前期は602億円の黒字)。売上高は前期比2.6%増の6兆6558億円、本業のもうけを示す営業利益は33.7%減の1704億円だった。

   最終損益は5月の撤回前の予想(1200億円の黒字)から大幅に悪化。リーマン・ショックの影響が残っていた10年3月期以来の最終赤字に転落した。半導体や家電事業での減損処理や税制改正に伴う繰り延べ税金資産の取り崩しで収益が悪化した。

   また、2009年3月期から14年4~12月期の利益水増しと減損処理などで、総額1552億円の最終損益を減額修正した。

   16年3月期の業績予想は未定で、「公表可能な状況になり次第、速やかに発表する」としている。今期の期末配当も未定としている。

   なお、東芝は「株主、投資家をはじめとするすべてのステークホルダーの皆様に多大なるご心配、ご迷惑をおかけしたこと、誠に申し訳なく、改めて深くおわび申し上げます」と陳謝した。

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