古代史研究家、古田武彦さん死去 「邪馬台国ではなく邪馬壹国」という説を主張

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   古代史研究家の古田武彦さんが2015年10月14日、京都市西京区の病院で亡くなった。89歳だった。故人の遺志により葬儀は行われない。

   福島県生まれ。東北大で日本思想史を学び、高校教諭を経て、1984年に昭和薬科大教授に就任した。

   当初、親鸞の研究で知られたが、後に古代史研究に力を注ぐ。中国の歴史書「魏志倭人伝」に記された女王卑弥呼が治める国は「邪馬台国(やまたいこく)」でなく「邪馬壹(いち)国」と主張するなど、独自の主張を展開し、多くの研究者と論争を繰り広げた。合わせて「邪馬壹国」の所在地は現在の福岡市付近にあった、という「九州王朝説」も唱えた。こうした斬新な古代史像は、後に「古田史学」とも呼ばれるようになった。

   著書に「『邪馬台国』はなかった 解読された倭人伝の謎」など。

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