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SEALDs、デモでの「臓器売買」発言を撤回、謝罪 「事実確認をしていなかった」

   安全保障関連法案に反対する学生団体「SEALDs(シールズ)」の公式ツイッターアカウントが2015年10月21日、デモの中で出た「(日本では)子どもの学費のために裏で自分の内臓を売り、生活をくいつなぐ母親がいます」との発言を撤回、謝罪した。

   発言は、東京・渋谷で10月18日に開かれたデモで飛び出した。同団体の男性メンバーが、日本の貧困問題を説明する中、事例として挙げた。しかし同日、同団体公式アカウントが発言を書き起こしてツイートすると、「そんな事実は無い」「本当にあるなら犯罪だ」といった批判が相次いで寄せられた。

   21日、団体公式アカウントは発言を事実誤認と認め、「当人は、あるシンポジウムで出た話を勘違いしてしまい、事実確認をせずに発言してしまった」と明かした。同時に、その発言を書き起こしたツイートも削除された。