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タカタ製エアバッグ、米フォードも使用中止を決定

   トヨタ自動車ホンダなどの国内自動車メーカーが相次いで使用中止を打ち出した「タカタ製エアバッグ」について、同様の動きが海外にも波及している。米大手フォード・モーターは2015年11月23日、タカタ製のガス発生装置を使ったエアバッグを、開発中の新型モデルに採用しないと明らかにした。

   タカタ製エアバッグの装置は硝酸アンモニウムを使用。米道路交通安全局(NHTSA)は、エアバッグの作動時にガス発生装置が異常破裂し、金属片が飛び出す欠陥を引き起こしたと指摘している。

   すでにタカタ製エアバッグを新型モデルに搭載しない方針を表明しているのは、国内ではトヨタやホンダのほか、日産自動車や富士重工業、マツダなど。海外ではフォードが初めて。クライスラーグループも追随するとの報道もある。