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福島第一原発の地下トンネル汚染水、放射性濃度が1年前の4000倍に

   東京電力は2015年12月9日、福島第一原発の廃棄物処理建屋周辺にある地下トンネル「ダクト」にたまった汚染水の濃度が1年前の約4000倍に上昇したと発表した。原因は分かっていないが、外部への影響はないという。

   12月3日に採取した水を測定したところ、1リットル当たりの放射性セシウムが48万2000ベクレルを検出。14年12月の前回調査から約4000倍になった。