2024年 4月 23日 (火)

岩隈が最後にマリナーズと「再契約」したのはなぜか 「合意」を覆したドジャースと広島・黒田の「存在」

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   岩隈久志の2016年シーズンはマリナーズと「再契約」してスタートすることが決まった。

   この一件、いったんはドジャースと合意しながら白紙になった結果だったが、何があったのか。

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広島・前田の海外FAの動きと連動?

「1年、1000万ドル(12億円)」

   2015年12月15日、岩隈はマリナーズと契約を終えた。実は、11月にマリナーズから「1年、1580万ドル(19億円)」でオファーがあったのだが、それを拒否してFAとなった。ドジャース入りが消えたために再契約となったわけなのだが、このようなケースは珍しい。

   この12月、岩隈については、日本球界も絡んで慌ただしい動きがあった。

   4日=前田健太の大リーグ挑戦を広島が認め、海外FAとなった。

   6日=米国メディアが、岩隈がドジャースと「3年、450万ドル(54億円)」で合意と報道。健康診断を終えた後に正式契約する、と報道。

   8日=黒田博樹が広島残留を決め、後日6億円で更改。

   9日=広島が前田のポスティングシステムを申請。大リーグ機構が全球団に「獲得可能選手」として通知。

   14日=前田が渡米、ロサンゼルスに向かう。

   16日=ドジャースが岩隈に対し、契約内容の「見直し」を伝える。この直後、マリナーズが岩隈に再契約をオファー、交渉に入る。

   18日=岩隈とマリナーズが契約を交わす。

   この経緯を見ると、ドジャースとマリナーズ、岩隈と前田の動きが微妙に関係している、と思うのである。

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