2024年 4月 26日 (金)

加山雄三作「どん兵衛」アレンジレシピがすごい 超豪華、おいしそう、とネットで話題に

   お笑い芸人でミュージシャンのマキタスポーツさん(45)が考案した「10分どん兵衛」が大好評の日清食品のカップうどん「どん兵衛」。今度は、歌手で俳優の加山雄三さん(78)がつくった「どん兵衛」のアレンジレシピがインターネットで話題を呼んでいる。

   加山さんは、日清食品「どん兵衛」が12年ぶりに一新したテレビCMで俳優の佐藤健さん(26)と共演。そのCMで、次世代の若者とニッポンのうどんとそばを応援する、「どんばれ」のキャッチフレーズを全国に広めている。

  • 盛り上がる「どん兵衛」アレンジレシピ、この中から新商品が生まれるかも・・・(画像は、日清どん兵衛「どんばれ」のホームページのスクリーンショット)
    盛り上がる「どん兵衛」アレンジレシピ、この中から新商品が生まれるかも・・・(画像は、日清どん兵衛「どんばれ」のホームページのスクリーンショット)
  • 盛り上がる「どん兵衛」アレンジレシピ、この中から新商品が生まれるかも・・・(画像は、日清どん兵衛「どんばれ」のホームページのスクリーンショット)

「確かにどん兵衛のスープ旨いから鍋にしたらよさそう」

   日清食品「どん兵衛」のPRで、加山雄三さんはYouTuberにチャレンジする動画、「どんばれ加山雄Tuber」として登場。2015年12月18日から、最近話題の「10分どん兵衛」を実際につくって、食べてみる動画をYouTubeに公開している。

   加山さんがどん兵衛にお湯を入れて、1分、5分、10分、15分待って、その味を食べ比べる。加山さんが「ちょうどいいよ。俺も『10分どん兵衛』派だ!」と絶賛する様子や、「15分どん兵衛」に「めんの中に汁がしみ込んでいる。これもいい!」と、驚く姿を楽しめる。

   さらには、人気YouTuberのHIKAKINさんとSEIKINさんとコラボレーションした動画も公開していて、HIKAKINさんが「油めん」を、加山さんは「釜玉うどん兵衛」を紹介。いずれも、「どん兵衛」をベースにしたアレンジレシピだ。

   動画では、SEIKINさんが「油めん」と「釜玉うどん兵衛」を食べ比べる。どちらも「おいしい」と笑みを浮かべるが、「釜玉うどん兵衛」を高く評価。加山さんに軍配を上げた。

   どん兵衛の公式ホームページには、そんな加山さんのアレンジレシピが「どんばれクッキング」として、他にも紹介されている。その一つが「どん兵衛鍋」で、インターネットで盛り上がっている。

   つくり方は、どん兵衛のスープを土鍋に入れて、どん兵衛のカップ(容器)の線より多めにお湯を注いだら、土鍋に移して七味を入れる。土鍋を中火にかけ、ホタテの貝柱やしいたけ、エビ、白菜、3つ切りにしたおあげを入れて、ひと煮立ちしたらイカとゆでタコの足をぶつ切りにして入れる。最後にどん兵衛のめんを入れ、5分煮込めばできあがり。

   海産物をふんだんに使った超豪華な「どん兵衛鍋」に、インターネットでは、

「おいしそう。食べてみたい!」
「凄すぎるやろ。これはwww」
「確かにどん兵衛のスープ旨いから鍋にしたらよさそう」

といった称賛の声や、その一方で、

「えぇ... 普通のうどん使わんか?」
「これなら、どん兵衛じゃなくてもうまいだろ」
「どん兵衛使うならもうちょい手軽な感じのにしろよ」
「これ逆にどん兵衛落としてる」

といったツッコミも多く寄せられている。

将来、商品化の可能性も・・・

   「どんばれクッキング」にも紹介され、加山雄三さんが人気YouTuberのHIKAKINさんに対抗してつくった「釜玉うどん兵衛」は、簡単だ。どん兵衛のカップにお湯を注ぎ、ふたをして5分。麺が戻ったら湯きりして、器にどん兵衛のスープを少しと、適量の醤油を入れよく混ぜて、卵黄と長ネギ、七味をのせて、できあがり。

   またホームページには、温かいご飯と長ネギ、白炒りごまを使った「どん兵衛だし茶漬け」や、デザートになりそうな「どん兵衛お揚げのあんこ餅いなり」を紹介。試した人がいるようで、インターネットには、

「どん兵衛の甘いおあげさんとダンゴの甘みがよ~くマッチするんだよなぁ」

といったコメントが見られる。

   じつは、「どん兵衛」のアレンジレシピは少なくなく、自分流にアレンジして食べている人から、そのレシピが寄せられている。ヤフーで「どん兵衛 アレンジレシピ」で検索すると、クックパッドや楽天レシピを含めて、なんと26万件を超えるほど。そこには温泉たまごや海苔、とろろ昆布をのせたりといった手軽なトッピングから、油めん風や生そば風、味噌仕立てにしたりと凝ったものまで、さまざまなアイデアが披露されている。

   日清食品では、「お客様のアイデアレシピや『10分どん兵衛』のような新しい食べ方の提案には驚かされていますし、じつは新商品の参考にさせていただいています」と話す。実際に、これまでもそういったアイデアレシピを参考にした、新しいインスタント麺の新商品が誕生しているという。

   どん兵衛については、「現状では商品化を考えているようなものはありませんが、将来、いいアイデアがでてくれば、(商品化の)可能性がないとは言えません」と、秘かに期待を寄せているようだ。

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