福島第一原発「遮水壁」完成後も汚染水解決「道半ば」

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   東京電力福島第1原発では、放射性物質を含んだ地下水が海に流れ出るのを防ぐ「海側遮水壁」が2015年10月に完成したが、それ以降も対応に苦慮しているようだ。NHKは2016年1月19日、「かえって汚染水が増える新たな課題に直面していて、現在も問題解決のめどは立っていません」と報じた。当初、遮水壁でせきとめた地下水から放射性物質を取り除いて海に流す予定だったが、放射性物質の濃度が予想以上に高くて大半を処理しきれず、建屋の中に流しているのだという。今月分の水の量は、1月13日の時点で、約200トンに上っているとのこと。

   一方で東電は1月18日、汚染水が2015年12月中旬の時点で1日当たり最大800トン発生していたが、1月7~13日の平均で同約350トンにまで減少したと発表したと、福島民友電子版が報じた。また東電の広瀬直己社長は1月19日付の福島民報電子版のインタビューで、原子炉建屋の周りの土を凍らせて地下水の流出を防ぐ「凍土遮水壁」について「寒い時期の方が効率良く凍結する。できれば冬場のうちにスタートしたい」と話し、今年度中の本格稼働に意欲を示したという。

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