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株価大幅続落で1万6000円割れ目前 年明け下げ幅3000円超える

   東京株式市場は2016年1月21日、日経平均株価が続落。終値は前日比398円93銭安の1万6017円26銭と、昨年来安値を更新して引けた。かろうじて1万6000円台をキープした。2014年10月30日以来、ほぼ1年3か月ぶりの安値水準となった。

   この日は円高の一服感などを背景に買い注文が先行してはじまった。一時は310円超値上がりして1万6734円58銭まで伸ばした。ところが、後場に入ると中国・上海や香港の株式市場が急落したことや為替相場が再び円高に振れたため投資意欲が冷え込み、大幅安に転じた。1日の値幅が700円を超える乱高下となった。

   自動車など輸出関連株や銀行株を中心に急速に値を下げた。

   日経平均株価は、16年に入って13営業日のうち、終値が値上がりしたのは2日にとどまり、年初からの下げ幅は3000円を超えた。