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なでしこジャパン、韓国とドロー 自力でのリオ五輪出場が消滅

   サッカー女子日本代表なでしこジャパンは2016年3月2日、大阪・キンチョウスタジアムでリオデジャネイロ五輪アジア最終予選の第2戦を韓国代表と戦い、1対1で引き分けた。なでしこは残り3戦を全勝しても他チームの結果次第では五輪出場権を得られない状況となり、自力での予選突破の可能性が消滅した。

   FIFAランキング4位のなでしこは中1日の強行日程で同18位の韓国と対戦。佐々木則夫監督は第1戦・オーストラリア戦から先発メンバー6人を入れ替え、システムも変更して臨んだ。

   0対0で迎えた後半25分、相手にPKを与えてしまうがGK福元美穂選手が完璧にストップした。流れに乗ると同39分、途中出場のFW岩渕真奈選手のヘディングで先制点をあげた。しかしその3分後、左サイドからのクロスに対し福元選手がDF熊谷紗希選手と交錯してキャッチミス。こぼれ球を押し込まれて同点に追いつかれ、1対1で試合終了のホイッスルを迎えた。

   アジア最終予選は6チーム中の上位2チームが出場権を獲得する。佐々木監督は試合後「(五輪出場の)可能性はあるので、良い準備をして次の中国戦へ切り替える」と述べた。日本は4日に中国、7日にベトナム、9日に北朝鮮と戦う。