海老蔵、麻央がん会見で「追っかけて来ないで」 報道けん制にネットも「そうだ、そうだ」の声

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   フリーアナウンサーの妻・小林麻央さん(33)の「進行性がん」報道を受け、歌舞伎俳優の市川海老蔵さん(38)が会見を開いた。会場には報道陣200人が集結。ムービーカメラ30台、スチールカメラ40台が海老蔵さんをとらえ、フラッシュを一身に浴びせた。

   その中で海老蔵さんが語ったのは、麻央さんの病状や子供たちの様子、そして「静かに見守ってほしい」というマスコミに対する要望だった。

  • 会見を開いた海老蔵さん(2016年6月9日撮影)
    会見を開いた海老蔵さん(2016年6月9日撮影)

「おかげさまで我が家は蜂の巣をつついたように」

   2016年6月9日付のスポーツ報知の報道を受け、同日朝には自宅周辺に報道陣が駆けつけた。朝7時前、長女の麗禾(れいか)ちゃんと長男の勸玄(かんげん)くんとともに帰宅したが、無言で自宅へ。かわりに事務所関係者が対応した。

   その後、ブログに「できれば家の周りは近所の方々のご迷惑になるので帰って頂きたいです」とつづり、数時間後には「出来る限り子供達の生活を日常化する為」として15時から会見を開くことを公表した。

   会場となった都内のホテルには約200人の報道陣が集まった。約30分の会見で、海老蔵さんは記者からの質問に一つ一つ丁寧に答え、約1年8か月前に麻央さんに乳がんが見つかったことを明らかにした。病状は「比較的、深刻」とのことで、現在は手術に向けて抗がん剤治療を続けているという。

   プライベートな内容であるにもかかわらず、しつこい質問に感情的になることもなく、言葉を選びながら真摯に話す姿は印象的だった。同時に、発言の端々にメディアへの不信感もにじんだ。

   「今朝、自宅の中から勸玄くんの元気な笑い声が聞こえた」という記者には、

「おかげさまで皆さまのことで、我が家は蜂の巣をつついたかのような状況でございまして。色々な人が出入りする中、幼稚園にも行けなかったんですけど。子供たちは便乗して盛り上がるっていうね。まあ、無垢なものですから、朝からお客さんがいっぱい来て楽しい時間となったのではないでしょうか」

と皮肉を込めつつ、ユーモアを交えて回答した。

1年8か月間、公にならなかったことは「奇跡」

   「家族でやりたいこと」を聞かれた際には、

「僕ずっと休み取らずに仕事してきたんですけど、今年は休みを取ろうと思いまして。(麻央さんの)体調次第でどっか行こうかなと思うんで、皆さん絶対追っかけて来ないで」

と、笑顔を浮かべながらけん制し、報道陣からは笑いが起きた。

   今日まで病気が公にならなかったことを、海老蔵さんは「奇跡」と表現する。マスコミに隠すことに相当な神経を使ってきたようで、「できればこのように(公に)ならずに、元気になるまで我々家族が辛抱して支えきりたかった」としつつ、「もう隠さないでいいということにホッとする部分がある」とも語った。

   海老蔵さんはさらに、

「やはり病気ですし、子供たちも小さいですし、やらなくちゃいけないことはたくさんあります。麻央が元気になっていく状況、子供たちが元気に幼稚園に通っている姿は僕もご報告できるので、なるべく見守っていただきたいなっていうのが本音です」

と語り、最後の挨拶の中でも

「先ほど言ったことと重複しますが、なるべく静かに見守っていただきたいというのが我々家族の願いです」

と念押しした。

茂木健一郎氏も「できるだけ、そっと」

   闘病中の麻央さん、2人の大切な子ども、過労で休養中の姉の麻耶さんなど、家族みんなを守る海老蔵さんの姿は、お茶の間の共感を呼んだようだ。

   ネット上には「今、日本で1番かっこいい夫で父親」「ただただ尊敬する」と称賛の声が寄せられていると同時に、

「どうかこれから先は報道合戦になりませんように」
「取材の自粛を。家族をそっとしてあげて」
「明日から絶対に、絶対に海老蔵さん家族を追いかけまわさないこと、よろしくお願いします」

といった声が溢れている。

   脳科学者の茂木健一郎さんも、ツイッターで「海老蔵さんと、ご家族を、マスコミの方は、可能ならば、できるだけ、そっとしておいてください。ご快復、心からお祈りしています」と要望した。

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