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「韓国名の強要」で賠償確定 最高裁、会社側の上告退ける

   静岡県内の40代の在日韓国人男性が、韓国名を名乗るよう強要されて精神的な損害を受けたと会社側を訴えた訴訟で、最高裁は2016年6月16日付で、会社側の上告を退ける決定を行った。20日、時事通信などが報じた。

   報道などによると、男性は日本名の通名を使っていたが、12年ごろから会社で韓国名を名乗るよう繰り返し言われるなどした。これに対し、最高裁は、「自己決定権やプライバシー権を侵害する」などとして55万円を支払うよう命じた1、2審判決を支持した。これで判決が確定する。