2024年 4月 26日 (金)

巨人監督「高橋と長嶋・王」の違い 夏の勝負所と「迫力」の関係

   プロ野球の交流戦(2016年6月20日終了)はソフトバンクの強さが際立ち、対照的に気になったのは巨人のひ弱さだった。夏場を乗り切れるのか。

   今年の交流戦もパ・リーグが圧倒した。60勝47敗1分け。12年で11度目の勝ち越しである。1位はソフトバンクで、13勝4敗1分け、勝率7割6分5厘。

  • 読売ジャイアンツ本拠地の東京ドーム
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交流戦、「負け越さなくて良かった」

   そんな中で巨人は最終戦に勝ってなんとか9勝9敗とした。

「負け越さなくて良かった」

   首脳陣がそう言った。ホッとしたというのが本音だろう。交流戦に入ったときの借金1はそのまま残った(32勝33敗3分け)ことになる。

   現実は計算外の交流戦だったと思う。交流戦で最初に対戦したオリックスに3勝。続く日本ハムにも連勝し、いきなり5連勝という最高の出だしだった。

   ところが中盤に5連敗。その中にソフトバンクとの3戦全敗がある。

「(ソフトバンクは)強い、と感じた」

   巨人の主力選手は力の差を認めた。プライドの高い選手の集団であるチームがそう言うくらいだから、よほど痛めつけられた思いなのだろう。

   防御率0点台のエース菅野智之で負けると1カード3試合に全敗する可能性が出てくる。ソフトバンク戦はその典型例だった。

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