トルコ軍がクーデターの動き 安倍首相「在留邦人の安全確保を指示」

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   トルコで2016年7月15日夜(日本時間16日未明)、軍の一部がクーデターを試み、国営放送を通じて「国家の政権を掌握した」とする声明を発表した。休暇中だったエルドアン大統領は急きょイスタンブール入りし、クーデターを「国民に対する裏切り行為」と厳しく非難。「関与した兵士らを拘束しつつある」などと述べた。

   地元メディアなどによると、首都アンカラや最大都市イスタンブールでは銃撃や爆発が相次ぐなど、緊迫した状況が続いている。イスタンブールにあるアタテュルク国際空港は全便が運行を停止。トルコメディアは検察当局の発表として42人が死亡したと報じている。クーデターの首謀者は日本時間16日13時時点では不明だが、エルドアン大統領と対立する米在住のイスラム教指導者、ギュレン師の一派によるものとの見方が出ている。

   トルコには2000人余りの日本人が住んでいる。モンゴルを訪問中の安倍晋三首相は16日、「トルコの事態を憂慮している。官房長官に対し、関係国と連携して情報収集することと、在留邦人の安全をしっかり確保するよう指示した」と記者団に述べた。菅義偉官房長官は同日、記者団に対し「現時点では法人被害の報告は受けていない」とした。

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