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深田恭子「インスタ」の破壊力 90万人ファン「狂喜乱舞」の日々

   女優の深田恭子さんが公式インスタグラムを開設して以降、ファンは狂喜乱舞の毎日を送っている。新しい写真が投稿されれば途端に「いいね!」の嵐、ネット上には、あまりの可愛さに「気絶しそうになる」「勉強に集中できない」との声が相次いでいる。

   それもそのはず、深田さんはインスタグラム初心者にして「分かっている」のである。すでに投稿された十数点の写真は、どれもこれもファンが見たいものを完全に心得ているとしか思えないラインアップなのだ。

  • 「今が一番かわいい」との評価も上がる深田恭子さん(写真は2015年4月撮影)
    「今が一番かわいい」との評価も上がる深田恭子さん(写真は2015年4月撮影)
  • 「今が一番かわいい」との評価も上がる深田恭子さん(写真は2015年4月撮影)
  • フォロワーは90万人以上(写真は8月5日時点のスクリーンショット)

初回から肉感的なボディを惜しげもなく披露

   深田さんが公式アカウントを開設したのは2016年7月23日のこと。記念すべき1枚目の写真は「サーフィンで痣だらけ」というコメントとともに投稿された、セクシーな水着姿だった。片側に垂らしたロングヘアーの先には胸の谷間。アザのできた膝小僧を抱えて座りながら、少し恥ずかしそうにカメラに目線を送っている。13万人以上が「いいね!」を押した。

   その後も水着写真は数日間続いた。というのも、これらは最新写真集の撮影で訪れたハワイでのオフショットだったのだ。

   ただ、いくら写真集発売のタイミングと重なったとはいえ、アカウント開設直後から肉感的なボディを惜しげもなく披露するとは、かなりのサービス。同時期にアカウントを開設した佐々木希さん(28)や有村架純さん(23)の投稿とは明らかに一線を画している。

   8月2日の投稿もファンの心をおおいにくすぐった。深田さんは「みんながインスタでしてる自撮り。やってみたかったんだこれ」として、鏡に映った自らの写真を投稿した。

   芸能人の自撮り写真といえば、作りこんだ表情や完璧なポージングが際立つケースも少なくないが、深田さんはほぼ棒立ちに近く、顔は大きな「クマさん」のスマートフォンカバーに隠れてほとんど見えない。素直な「やってみたかったんだ」というコメントも相まって、こちらも好感度アップにつながったようだ。

タグで「つぶやき」も早々修得

   お次は翌3日のドジッコ写真だ。車の座席で脚を上げる深田さん、裸足、スリッパ姿の3点を組み合わせた写真で、こう説明している。

「パッキング終わって別便に荷物を積みゆっくりしてからさぁ出発と、お部屋を出ようとしたら...靴も全部トランクにいれてしまっていて空港までスリッパですごくすごく恥ずかしかった日」

   移動時に履く靴までパッキングしてしまったという、何とも微笑ましい失敗談をチャーミングな写真で紹介したわけだ。

   加えて「この失敗は初めて」「自分でもびっくり」というおまけ情報をハッシュタグで付けている。タグはもともと分かりやすい関連ワードを入れて話題を共有するためのものだが、最近はタグを会話や独り言のように使う人々が増えている。深田さんはこうしたインスタグラム文化にすっかり親しんでいるようだ。

   さらに4日には浴衣姿を、5日には着物姿を公開。開設から間もないにもかかわらず、ファンの心をギュッとつかむような写真をバラエティー豊かに投稿している。もちろん実際の運営はスタッフの力添えも多分にあるだろうが、深田さんの投稿内容は、初心者ながら「分かっている」としか思えないほど、ファンを引き付けるラインアップが揃っている。

   そんな深田さんをネットニュースは放っておかない。いくつかの水着写真や「自撮り」写真、ドジッコ写真はすでに複数のメディアが取り上げており、更新の度に記事にしているような印象だ。そして、これらの記事は毎度Yahoo!ニュースエンタメ部門のアクセスランキング上位に躍り出るほど関心を呼んでいる。

   1月~3月に放送された主演ドラマ「ダメな私に恋してください」(TBS系)でも大反響を呼んでいた深田さん。7月に2冊同時発売された写真集「AKUA」(集英社)と「This is Me」(集英社)は8月1日付オリコン週間本ランキングの写真集部門で1、2位を独占した。

   インスタグラムのフォロワーは5日18時現在で90万人を超えている。ネット上では「深キョン見るためにインスタ始めたのはこの俺だ...!」「深キョン見たさにインスタ始めた」といった声まで上がっているほど。多くの人に「今が一番かわいい」と言わしめる驚異の33歳は、どこまで進化し続けるのだろうか。