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カープ「男気」黒田投手が引退会見 「25年ぶりセV」に貢献

   プロ野球・広島東洋カープの黒田博樹投手(41)が2016年10月18日、広島市内で記者会見を行い、今季限りでの現役引退を発表した。球団へは17日に引退意向を伝え、了承を得たという。22日に開幕する日本ハムとの日本シリーズが、現役最後のマウンドになる可能性がある。

   1996年にドラフト2位で専修大から広島に入団。低迷するチームの中でエースとして活躍し、05年には最多勝、06年には最優秀防御率のタイトルを獲得。08年に米大リーグ・ドジャースに移籍し、12年からはヤンキースに所属。日米通算203勝(プロ野球124勝、大リーグ79勝)を挙げた。

   14年のオフには、メジャーリーグ球団からの高額オファーを断って古巣・広島に復帰、その「男気」に注目が集まった。16年7月には野茂英雄氏に次ぐ2人目の日米通算200勝を達成。今季は10勝を挙げ、広島の25年ぶりのリーグ優勝に貢献した。