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鳥取と縁深める篠原ともえ、地震関連ツイートを連投 「いい人すぎ」と感謝相次ぐ

   2016年10月21日14時7分に鳥取県で最大震度6弱を観測した地震で、タレントの篠原ともえさん(37)がツイッターで災害関連情報を連続して投稿した。ユーザーから「山陰に住む者として、御言葉に感謝致します」「いいひとすぎ」といった反応が相次いだ。

   篠原さんは10月7日放送のNHK鳥取放送局の特番で司会を務めたばかり。地震当日の21日午後は、震度4を観測した広島県でのイベントに出席するため移動するところだった。

  • 鳥取県中部を中心に、最大震度6弱を観測(気象庁ウェブサイトより)
    鳥取県中部を中心に、最大震度6弱を観測(気象庁ウェブサイトより)
  • 鳥取県中部を中心に、最大震度6弱を観測(気象庁ウェブサイトより)

「東京防災」が見られるウェブサイトも紹介

   地震発生から約40分後の14時48分、東京から広島へ移動中だったという篠原さんは「アナウンスメモ」として「現在は所低(原文ママ)速度で通常通り運行しているそうです、岡山島根鳥取、山陰地方で運転を見合わせているそうです」と、鉄道の運行情報をツイート。

   その約10分後の14時57分には

「東京都が無料配布している『東京防災』PDFでご覧いただけます、御参考ください」

として、災害時の対処法や役立つ知識をまとめ「東京防災」が見られる、東京都ウェブサイトのURLを掲載した。さらに15時27分には、地震の最新情報を発する公的機関やメディアのアカウントをまとめてツイート。総務省消防庁、内閣府防災、首相官邸やNHK防災など7アカウントを列挙した。

   篠原さんは現在、開局80周年を記念したNHK鳥取放送局の特番シリーズ「Brains」で司会を務めている。2016年中にテーマを分けて4回放送予定で、鳥取地震から3週間前の10月7日に第3回が放送されたばかり。初回が放送された2月19日には、平井伸治・鳥取県知事との2ショット写真をインスタグラムにアップするなど、16年は鳥取とのつながりを深めている。

熊本地震の際も発信

   鳥取県ではその後も地震が相次ぎ、21日だけで震度1以上の揺れを100回以上観測。22日も11時現在で30回を数え、予断を許さない状況が続く。気象庁は、今後1週間は震度6弱程度の地震に十分注意するよう呼び掛けている。

   篠原さんは22日0時23分には、

「とても心配しています、鳥取のみなさん、山陰のみなさんどうかお怪我や体調やお気持ち大丈夫でありますように願っております...!」

と被害に遭った人々の無事を祈った。

   篠原さんは4月14、16日に発生した熊本地震の際も、今回と同様に「お役に立てますように災害用の的確な情報アカウントがあればみなさんで共有しましょう」と、防災関係アカウントをまとめてツイートしており、「メモに保存しといたらいつか役立つ」「参考になりました」といった返信が寄せられていた。

   篠原さんはここ数年、天文関係のイベントで活躍する「宙(そら)ガール」として知名度を再び上げている。

   芸能界では鳥取出身者も続々と心配の声を発している。タレントのイモトアヤコさん(30)は21日15時すぎ、ツイッターに「鳥取地震、余震も続いているようで慎重にそして無事を祈ります」と投稿。女優の瀧本美織さん(25)は同日16時45分付のブログで「怖いと思いますが、一番に身を守ってくださいね。たくさんの方が心配しています。早く不安が取り除かれますように、、!」と願っていた。