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トランプ氏の大統領選勝利「良くなかった」6割超え 産経・FNN、読売世論調査

   産経新聞とフジニュースネットワーク(FNN)、読売新聞社が2016年11月12、13日にそれぞれ世論調査を実施したところ、どちらの調査でもドナルド・トランプ氏の米大統領選勝利に否定的な声が6割を超えた。

   産経とFNNの合同調査では、トランプ氏が大統領に勝利したことを良かったと「思う」と答えた人は19.3%、「思わない」が67.6%だった。またトランプ氏次期大統領になることで「日米関係に良い影響をもたらすと思わない」と答えた人が67.1%となり、「思う」と答えた17.3%を大幅に上回った。

   読売調査ではトランプ氏の当選が「良くなかった」と答えた人が62%、「良かった」は15%に留まった。今後の日米関係について「期待の方が大きい」と答えた人は8%、「不安のほうが大きい」は58%となった。

   環太平洋経済連携協定(TPP)については、産経とFNNでは今国会で承認案と関連法案を成立させることに「賛成」と答えた人は38.8%となり、10月の調査に比べ8.9ポイント減った。「反対」と答えた人は8.4ポイント増え、48.5%となった。

   読売では、トランプ氏がTPPに反対していることが世界経済に与える影響を「プラスの方が大きい」とした人が7%、「マイナスのほうが大きい」が46%だった。