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東京メトロもアスベスト不適切処理

   東京メトロは2016年12月6日、石綿(アスベスト)が含まれた一部車両部品を不適切に処理していたと発表した。

   ホームページ上で公開された情報によると、06年から08年にかけて廃車された7000系車両について、アスベストを含む部品を搭載していることを伝えずに廃棄物として処理していた。09年以降に廃棄した車両については適切に処理されていることを確認した。

   部品に含まれるアスベストは成形された樹脂と混ぜて固形化しているため、走行中に飛散する恐れはないという。処理過程での人体への健康被害については確認を進めている。

   鉄道車両に含まれるアスベストをめぐっては、11月にJR東日本などJR 5社で相次いで不適切な処理が報告されている。