保育園「落選通知」で1万円! キッズライン新企画の狙い

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   「不承諾通知とあなたの絶望感、まるごと1万円で買い取ります!」――認可保育園の「入園不承諾通知」が「お金になる」キャンペーンが、ネットで始まった。

   企画したのは、ベビーシッターと母親のマッチングサービスを手がけるキッズライン(東京都港区)。各自治体が認可保育園の入園可否通知を送るこの時期に合わせた。一体どんなキャンペーンで、本当に安全なのか。同社に取材した。

  • 「落選」してもあきらめないで(画像はイメージ)
    「落選」してもあきらめないで(画像はイメージ)

1時間1000円の料金に使える

   「不承諾通知買取りキャンペーン」の意義について、キッズラインは公式サイトでこう説明する。

「2017年も保育園に落ちるママが続出し、育休延長や退職、休学、内定辞退をせざるを得ない状況に追い込まれています」
「保活を諦めた方、まだまだ保活が続く方、保育園に落ちた絶望感を、一度リセットして前を向きませんか?」

   同社は、ベビーシッターと母親のマッチングサービス「キッズライン」を手がけている。登録すれば、1時間1000円から、という手頃な価格で子どもをベビーシッターに預けられる。入会金や年会費は無料。

   創業者で代表取締役社長の経沢(つねざわ)香保子さんは、同社公式サイトで

「女性が輝く社会を実現するために、いまの日本に一番必要なのは『育児支援である』という確信をもっていた」 「ベビーシッターを文化のように普及させるには、1時間1000円~という業界でもっとも安い料金で、オンラインで24時間いつもどこからでも、即日の予約手配もできるような、安くて便利で安全なベビーシッターサービスが必要だと考え、UberやAirbnbのようなシェアリングエコノミースタイルで、ベビーシッターを提供するスタイルに行き着きました」

と理念を説明している。

   そうした理念が、今回のキャンペーンにも貫かれている。

   実施期間は2月17日から3月11日まで。キャンペーンページをツイートし、同社公式サイトから自身の「不承諾通知」の写真をアップロードすると、1万円分のポイントがもらえる。(Facebookでキャンペーン記事を「いいね!」&シェア、Instagramでキャンペーン記事を「いいね!」&リポストでも可)

   そのポイントを使えば、1回2~3時間なら、ほぼ3回分のベビーシッターサービスが受けられる仕組みだ(利用期間は4月30日まで)。

「安全性」は担保できているのか

   まるで「無から有を生み出す」かのようなこのキャンペーンに、ツイッターで

「これはいいキャンペーン」
「シンプルで良い」
「これは面白い取り組み!」

と称賛の声が相次いだ。

   ただ、ベビーシッターのサービスをめぐっては不安も残る。埼玉県富士見市で2014年、2歳の幼児をベビーシッターが虐待死させる事件も起こったからだ。そのことを引き合いに、「安全性は担保されるようになったんですか?」と疑問の声を投げかけるユーザーもいた。

   実際、ベビーシッターの品質は担保できているのか。J-CASTニュースの取材に応じた経沢さんは

「今まで4万件近くサービスを提供してきましたが、大きな事故はありません」

と強調する。

   キッズラインのベビーシッターは、筆記テストと面接、実地研修を経て採用される。保育士の資格を持つシッターは全体の3割ほどだが、その代わりに厳格な採用システムを敷いているという。

   また、レビューの投稿を利用者に義務付けたり、最大5億円が拠出される保険に加入したりして、品質維持に。

「急病等でやむをえずキャンセルしたベビーシッターの『代打』を設ける仕組みもあります。ベビーシッターは危ない、という誤解を解いていきたい」
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