アナ雪ファン、フジの企画に凍りつく 地上波初も「余韻が台無し」

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   大ヒットしたディズニー映画「アナと雪の女王」(吹き替え版)が2017年3月4日夜、フジテレビで地上波初放送されたが、そのエンディングシーンに不満を募らせる視聴者が相次いだ。ツイッターなどで、ちょっとした「炎上状態」になっている。

 

   フジテレビは「ノーカット」と大々的に宣伝していたが、エンディング(スタッフ)ロールの部分が基本的にカットされ、今回の放送にあわせた番組企画の「みんなで歌おう! Let's sing together! Let it go!」に差し替えられていた。

  • 地上波初放送、ノーカット版「アナ雪」のエンディングに波紋・・・(Wikimedia Commonsより)
    地上波初放送、ノーカット版「アナ雪」のエンディングに波紋・・・(Wikimedia Commonsより)

安倍首相や小池都知事も応援メッセージ

 

   とにかく、異例の宣伝攻勢だった。

   「アナと雪の女王」といえば、ディズニー・アニメーション史上No.1ヒット作で、米国では第86回アカデミー賞(2013年上映)の長編アニメーション映画賞を、また「Let it go!」が歌曲賞を受賞。日本では2014年3月14日から上映が開始され、興行収入254.8億円(2017年2月26日現在、興行通信社調べ)の大ヒットを記録した。

   その「アナ雪」を、フジテレビが地上波で初めて放送。2017年2月27日の週は、朝の「めざましテレビ」(月~金)の天気予報は、東京ディズニーランド・ディズニーシーからの生中継。また、放送当日の3月4日の「MUSIC FAIR」(18時放送)では、ディズニー映画の名曲の数々を豪華アーティストが歌い上げるという特別企画を用意。「アナ雪」の主題歌「Let it go!~ありのままで~」も特別バージョンで届けた。

   さらに、本番前には「アナ雪が100倍楽しくなる!! ディズニーの知られざる秘密スペシャル」を放送。安倍晋三首相や小池百合子・東京都知事が応援メッセージを寄せるなど、「これでもか!」というほど、PRに力を注いでいた。

   また、放送は「ノーカット版」と強調。「みんなで歌おう♪ アナ雪」キャンペーンと銘打って、「Let it go!~ありのままで~」の歌唱動画を募集して番組のエンドロールで流す視聴者連動の特別企画も展開。インターネットのフジテレビムービー「アナと雪の女王」特設ページでは、「Let it go!」の歌唱シーンの一部を一緒に歌える歌詞字幕付きの「特別バージョン」を放送するとし、「自慢の動画がエンドロールで流れるかも!?」と、知らせていた。

「普通に終わればいいのにまったく何やってんだよw」

 

   そして、放送当日。迎えたエンディングシーン。

   本編はノーカットで進行したものの、エンディングはスタッフロールではなく、番組企画の「みんなで歌おう! Let's sing together! Let it go!」に差し替えられた。フジテレビのアナウンサーや芸能人、この日のために募った「Let it go!」を歌う子どもらの投稿動画を組み合わせて、地上波初放送の最後を盛り上げた。「Let it go!」の歌は、劇中とエンディングに登場し、それぞれ別の歌手が歌った。序盤はオリジナルの歌が流れたが、途中からは動画参加者の子供らの歌声が放送された。

 

   こんなフジテレビの演出に視聴者らは、ツイッターなどで

「なんでフジってこういう余計なことするの? 余韻が台無し」
「せっかくノーカットって言うなら最後はMay J.バージョン流して欲しかった。。。」
「普通に終わればいいのにまったく何やってんだよw」
「もはや放送事故!?『アナ雪』エンディングで素人の歌ばかり!?」
「さすがフジ 期待を裏切らない。っていうか、完全に何かを間違えてるなwww」

などといった、憤りや呆れぎみのツイートが多数寄せられている。

   通常、映画の地上波放送のエンディングは放送時間の関係もあり、スタッフロールがカットされるケースが少なくない。とはいえ、今回の「アナ雪」はフジテレビが事前に「ノーカット」を強調していたことや、劇中とは異なる歌手が歌っていることなどから、「完全ノーカット」を期待していた視聴者も多かったようだ。なお、声優スタッフの紹介などは、短縮版のエンドロール風に最後に放送された。

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