2024年 4月 19日 (金)

清水エスパルス選手が相手チームに「中指立てる」 「完全にアウト」「アカン」と批判殺到

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   サッカーJ1清水エスパルスの角田誠選手(33)が試合中、対戦チームの選手に中指を立てる挑発行為をしたとして、サッカーファンから批判が集まっている。

   試合の中継映像には、角田選手が相手をにらみ付けながら中指を立てる様子が映されていた。Jリーグでは過去、中指を立てて処分された選手もいるだけに、ファンの声は厳しい。

  • 「事件」が起こった日本平スタジアム(Wikimedia Commonsより)
    「事件」が起こった日本平スタジアム(Wikimedia Commonsより)
  • 「事件」が起こった日本平スタジアム(Wikimedia Commonsより)

競り合った末に

   問題が起こったのは、2017年3月18日にIAIスタジアム日本平(静岡市)で行われた鹿島アントラーズ戦。前半14分が経過した頃、角田選手は鹿島の鈴木優磨選手(20)に向けてピッチ上で中指を立てた。一体何があったのか。

   直前のシーンを振り返ってみよう。角田選手は鹿島のペドロ・ジュニオール選手(30)にゴール前でディフェンスをかけている。しかし、激しく競り合ったためか、角田選手が転んだ際に、角田選手のスパイクがペドロ選手の顔近くをかすめた。お互いに負傷することはなかったものの、その様子を見た鈴木選手が大きく手を上げ、何かをアピールした。角田選手が鈴木選手に向けて中指を立てたのは、この直後だ。

   中指を立てるジェスチャーは一般的に、相手を挑発する行為だ。試合を見ていたサッカーファンはツイッターに

「見過ごしてはいけない」
「軽率かつ悪質な行動」
「アカンでしょ」
「これは完全にアウト」

との声を寄せ、角田選手を厳しく批判した。なお、スポーツニッポンは19日付けの電子版記事で当件を取り上げ、「現時点ではノーコメント」という清水エスパルス側のコメントを掲載している。

中指立てて「出場停止」「厳重注意」の例も

   ファンが騒然となるのも無理はない。というのも、中指を立てる行為は実際に処分対象となっているからだ。

   たとえば、14年4月13日に行われた栃木SCと松本山雅FCの試合前、松本山雅の船山貴之選手が栃木のスタッフに中指を立て、その姿がテレビ中継に映し出された。

   船山選手は試合後、松本山雅の公式サイトで

「以前から親しくお付き合いをさせて頂いている栃木SCのスタッフに対しての行為とは いえ、状況をわきまえずに軽率な行動をとってしまいました。大変申し訳ございませんでした」

と謝罪。松本山雅も

「今回の行為は当該本人同士の交友関係によるものではありますが、厳重注意、及びプロスポーツ選手としての在り方や振る舞いについて再度、確認を行いました」

とのコメントを発表した。

   また、同年5月24日、アビスパ福岡とモンテディオ山形の試合で、福岡の城後寿選手が山形のサポーターに中指を立てた。これをうけて日本サッカー協会の規律委員会は28日、城後選手に2試合の出場停止処分を科したと発表。福岡もクラブの公式サイトで謝罪声明を出した。

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