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HKT指原、10か月越しで「熱湯風呂」実行 「新公約」で3連覇目指す

   HKT48の指原莉乃さん(24)が2017年4月1日、さいたまスーパーアリーナ(さいたま市中央区)で開かれたコンサートで、熱湯風呂に浸かることができた時間を自分のPRに使える企画「熱湯コマーシャル」の公約をついに果たした。17年の総選挙(6月17日開票)は3月31日に立候補が締め切られたばかりで、指原さんは締め切り直前に立候補を表明。

   指原さんは今回が最後の立候補になると明言している。立候補後にファンの前に姿を見せるのは初めてで、1万5000人(主催者発表)の観客を前に「今年も1位取って水着でコンサートするぞ!」と「新公約」を披露しながら意気込んだものの、熱湯に浸かることができたのはほんの一瞬。「熱い!来年も1位にしてくれるかな?」と「今年」を「来年」と言い間違えるほどの慌てぶりだった。

  • 「熱湯コマーシャル」に挑戦する指原莉乃さん(c)AKS
    「熱湯コマーシャル」に挑戦する指原莉乃さん(c)AKS
  • 「熱湯コマーシャル」に挑戦する指原莉乃さん(c)AKS
  • 「熱湯コマーシャル」の直前には衣装から水着姿に「早着替え」した(c)AKS
  • 昼の公演では多田愛佳(おおた・あいか)さんの卒業セレモニーも行われた (c)AKS
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ダチョウ倶楽部「やるなよ~。絶対やるなよ~、やれってことよ」

 

   指原さんは16年の総選挙向けのPR動画で、1位を獲得した際の公約を

「ダチョウ倶楽部さんに弟子入りして、熱湯コマーシャルをコンサートでする」

と説明。16年6月の開票イベントで初の連覇を果たしたが、公約は実行されないまま約10か月が過ぎた。今回のコンサートでは、ダチョウ倶楽部がVTRで登場し、

「公約を忘れたんじゃないだろうな?」
「やるなよ~。絶対やるなよ~、やれってことよ」

と煽った。

一瞬だけ腰まで熱湯に浸かっただけで「撤退」

   指原さんは

「今年も1位取って水着でコンサートするぞ!」

などと意気込みながら衣装から水着に「早着替え」。田中美久さん(15)ら若手メンバーが「できる、さしこちゃんなら!」とはやしたてる中、熱湯風呂に挑戦したが、

「こわいこわいこわい」

と言いながら、ほんの一瞬だけ腰まで熱湯に浸かっただけで「撤退」してしまった。ばつが悪そうに

「熱い!来年も1位にしてくれるかな?よろしくお願いします...、失礼します」

と「今年」と「来年」を言い間違えながら投票を呼びかけていた。

山本彩、柏木由紀の不出馬でどうなる

   指原さんは15年6月に行われたコンサートで、15年総選挙の公約として掲げていた「水着ライブ」を実行。指原さんがコンサートで水着を披露するのは今回が2度目だ。3連覇達成の際は、3回目の水着コンサートが実現することになりそうだ。

   17年の選抜総選挙をめぐっては、16年に4位だった山本彩さん(23)、5位だった柏木由紀さん(25)らが不出馬を表明。上位の顔ぶれが大きく変動しそうだ。

   「熱湯風呂」は、2回行われた公演のうち夜の公演で行われた。昼の公演では、HKTの母親的存在として知られてきた多田愛佳(おおた・あいか)さん(22)卒業コンサートが行われた。多田さんは今回のコンサートが行われた地元の埼玉県出身で、07年に渡辺麻友さん(23)や柏木さんらと同じAKB48の3期生としてデビュー。5期生としてAKBに入った指原さんの「先輩」にあたる。

   指原さんがスキャンダルで12年6月にHKTに移籍したのに対して、多田さんは12年8月に自ら志願してHKTに移籍。後輩メンバーを指導するなどして信頼を得ていた。指原さんは公演中に何度も涙を流し、他のメンバーも「HKTに移籍してくれて有り難う」などと次々に感謝の言葉を口にした。