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新燃岳、警戒範囲を3キロに拡大 火山ガス放出量が急増

   宮崎県と鹿児島県の境にある霧島連山の新燃岳では活発な噴火活動が続いており、気象庁は2017年10月15日夜、警戒範囲を火口から3キロに拡大した。噴火警戒レベル3(入山規制)を継続し、大きな噴石や火砕流への警戒を呼び掛けている。

   福岡管区気象台の10月15日発表によると、同日実施した現地調査で火山ガス(二酸化硫黄)放出量が1日当たり1万1000トンと、13日の1400トンから急増した。1万トンを超えたのは、2011年1月に本格的なマグマ噴火が発生して以来となる。