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いじめの認知、2016年度は32万件 前年度比43%増、過去最多を更新

   文部科学省は2017年10月26日、全国の小中高校と特別支援学校で16年度に認知したいじめの件数が前年度比43.8%(9万8676件)増の32万3808件で、過去最多を更新したと発表した。文科省の「問題行動・不登校調査」で分かった。

   文科省は2017年3月、けんかやふざけ合いもいじめの調査対象に含めるよう方針を改めた。この影響で、いじめの件数が大幅に増えたとみている。

   小学校は前年度比56.8%増の23万7921件、中学校は同19.8%増の7万1309件で、いずれも過去最多。高校は同1.7%増の1万2874件、特別支援学校は同33.8%増の1704件だった。