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爆問・太田、元SMAP映画は「大失敗するかも」 「もしかしたら地雷が...」

   お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光さん(52)が、元「SMAP」の稲垣吾郎さん(44)、草なぎ剛さん(43)、香取慎吾さん(40)が出演する短編オムニバス映画「クソ野郎と美しき世界」(2018年4月6日公開)の監督を務めることについて、「俺が原因で大失敗するかもしれない」と語った。

   2017年12月19日放送のTBSラジオ「JUNK 爆笑問題カーボーイ」で、心境や現状について明かした。

  • 太田光さん「俺が原因で大失敗するかも」
    太田光さん「俺が原因で大失敗するかも」
  • 太田光さん「俺が原因で大失敗するかも」

シナリオも「書けなーい!」

   太田さんが監督を務めるのは、1991年公開のオムニバス映画「バカヤロー!4」以来。草なぎさん主演作品の監督を担当する太田さんは、映画公式サイトに現在の心境を、

「『新しい地図』というくらいですから未開の地に降り立ったような感じです。どこに宝が埋まっているかわからないところを一歩一歩歩きながら探すような感じで映画をつくっていけたら楽しいかなと思います。もしかしたら地雷が埋まってるかもしれません」

とコメント。一方の草なぎさんは「監督、太田光さんに期待してます」とし、ツイッターでも「ドキドキしますねー。楽しみです」とタッグを喜んだ。

   映画公開は18年4月と時間がなく、太田さんは19日放送のラジオで「本当にバタバタ」だと現状を語った。オファーは突然だったそうで、知ったのは14日の監督発表の少し前。相方の田中裕二さん(52)もスポーツ紙で知って驚いたそう。太田さんは所属事務所「タイタン」の独自メディア「号外」8月号掲載のインタビューのなかで、「来年は映画を撮りたい」と言っていたが、その時点で決まっていたわけではなく本当に「急遽」だったという。2週前の5日放送の同番組では、初監督作「バカヤロー!4」がちょうど話題に上ったが、その時点でも「(監督)やるっぽいよ」程度の話だったと明かした。

   シナリオもこれから書かなくてはならないと言い、「明後日(21日)くらいまで」と締切が迫っている。それにもかかわらず、「まだ1個も書けてない」そうで、「書けなーい!もう、書けない!」と絶叫。「ジャニーズにも忖度しなきゃ」と冗談も交えた。

「もしかしたら俺が原因で...」

   今日明日で一気に書き上げるというが、正月三が日は毎日生放送の漫才があり、ネタ作りもしなくてはならないため、頭のなかは「しっちゃかめっちゃか」な状態。田中さんも「太田さん、本当に大丈夫ですか?」と心配する有様だ。そうしたプレッシャーからか、

「『新しい地図』、もしかしたら俺が原因で大失敗するかもしれない」

とおののき、「先に謝っておくけど、申し訳ない!」と弱気なコメントも。

   その一方で、「園子温っていうのには負けたくない。アイツにだけは」とライバル心をあらわにする。園監督は、「愛のむきだし」(08年)や「冷たい熱帯魚」(11)、「ヒミズ」(12)など海外の映画祭でも評価の高い作品で知られ、「クソ野郎と美しき世界」では稲垣さんの作品監督を務めることが発表されている。

   太田さんは過去に「愛のむきだし」を酷評し、園監督から「(太田さん監督作を)絶対ボロクソ言ってやる」と宣戦布告されていることから、「負けられない戦いになっちゃった」と闘志を燃やした。