2024年 4月 19日 (金)

FW乾の代表落選にネット、ブーイング 本人は「外れたけど...」

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   サッカー日本代表の欧州遠征メンバーが2018年3月15日に発表されたが、エイバル(スペイン)で好調のFW乾貴士が落選したことにインターネット上で議論が起きた。

   そんな中、本人はメンバー発表の数時間後にツイッターを更新。そこで語ったのは――。

  • ヴァイッド・ハリルホジッチ監督(2016年8月撮影)
    ヴァイッド・ハリルホジッチ監督(2016年8月撮影)
  • ヴァイッド・ハリルホジッチ監督(2016年8月撮影)

「『1人で打開できる、違いを生める選手』を探していく」

   ヴァイッド・ハリルホジッチ監督はメンバー発表会見で乾に関して、「(原口)元気、宇佐美(貴士)、中島(翔哉)を彼の代わりに選んだ。ただ、乾はずっと追跡している」「乾は候補の中に入っている」と説明。

   選考基準も示している。「得点を取るのがまず基準になる。この前の試合は最後の最後で宇佐美、大迫(勇也)が点を取った」とし、「『得点を取れる選手』を追跡している。1年前に良かった選手をずっと信頼し続けるのではない。それは全員同じことで、『現在良い選手』を選ぶ」と強調した。

   また「1人で絶対的な大きな仕事をできる選手が前線と中盤で大事になる。個人で打開できる選手は必要になる。欧州チャンピオンズ・リーグ(CL)を見たが、バルセロナはメッシがいなければどうだったか。もちろん別次元の話だから比較はできないかもしれないが、『1人で打開できる、違いを生める選手』を探していく」と個の能力を重視。

   この点は「ロシアW杯の対戦国はそういった選手がいる。コロンビアにはハメス・ロドリゲスやファルカオ、ポーランドにはレヴァンドフスキやミリック。セネガルはマネがCLで3点取っている」と引き合いに出し、「違いを生み出せる選手が日本に必要で、テストして探さねばならない。W杯本大会では1試合に10回も得点チャンスはない。2、3回で1点とらないといけない」と述べた。

   乾はエイバルで今季、10日のリーグ戦28節までほぼ全試合に出場し定位置を確保。世界最高峰のスペインリーグで活躍を続けており、個人技でカットインからチャンスを生み出す打開能力にも長ける。得点数は4点とやや物足りないものの、ハリルホジッチ監督が名前をあげた原口は今季1得点にとどまっている。

   こうした事情もあってツイッター上では選外をめぐって意見が噴出しており、

「ハリル乾呼べやーー! W杯前最後の欧州遠征やぞ!」
「ハリルの選考基準わからん。。。乾外すかね。。」
「原口、宇佐美、中島を見たいけど、そうするとサイドアタッカーの枠がいっぱいになるから乾を外したということなのだろうか。だとしたらひとまず理解はする。するけど、だったら外すのは乾じゃないだろ」

と疑問の声が多数あがった。

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