2024年 3月 29日 (金)

池坊議長ゴキゲン「世の中は因果応報、神様は見てらっしゃる」 処分の貴乃花「幸せ」とも

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   日本相撲協会の池坊保子・評議員会議長が、2階級降格処分が決まった貴乃花親方について「私は幸せだというふうに思います」などと感想を述べた。

   かねてから貴乃花親方への不快感を鮮明にしてきた池坊氏。審判部への配属という決定について、「八角さん(理事長)は対立しようなんて思っていませんよ」とする一方、「私だったらもっと怒ってるかな」と語る場面もあった。

  • 池坊保子氏(NPO法人萌木のウェブサイトから)
    池坊保子氏(NPO法人萌木のウェブサイトから)
  • 池坊保子氏(NPO法人萌木のウェブサイトから)

「親方として残ることがお出来になったんだから」

   池坊氏は2018年3月30日放送の「とくダネ」(フジテレビ系)でインタビュー出演。「アンチ貴乃花」とみなされバッシングを受け、マスコミの取材を「拒否」していた時期の険しい表情からは一変、上機嫌らしい柔和な表情で一連の問題について語った。

   貴乃花親方は29日の協会理事会で「委員」から「年寄」への「2階級降格」が決定したが、一部でささやかれていた解雇などの厳罰は免れた。元横綱の年寄降格は1985年の花籠親方(元横綱・輪島)以来33年ぶりの異例。それでも池坊氏は

「親方として残ることがお出来になったんだから、私は幸せだというふうに思います。そしてね、部屋もきちんと残って、これからも指導することができるんですもの」

と、同親方にとって寛大な処分と受け止めたよう。また、

「天知る、地知る、人知る。やっぱり神様というのはね、いろんなことを見てらっしゃるんだなと、まず思いました。私、いつもそう思ってるんですもん。世の中というのは因果応報。神様は見ていらっしゃる。どこの神様か分からないけれども、人はね、批判したり言ったりしてても、やっぱり神様というのはちゃんと正しい方向に導いてくださると、そう思ってるから」

と感慨。「天知る、地知る、人知る」は26日の評議員会後の会見でも使っている。

   貴乃花親方は2階級降格のほか、審判部配属も決まっている。審判として本場所中は客の目にも触れる。池坊氏はこうした処遇について、

「八角さんは対立しようなんて思っていませんよ。だから彼を審判にちゃんと入れてるじゃないですか。そこには、なんて言うのかな、配慮っていうものがあるんだと思いますよ」

と八角理事長の「配慮」を称賛。一方で、

「私だったらもっと怒ってるかなとか思うけれど」

と自身の「本音」とも取れる部分ものぞかせた。

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