甘いものを食べすぎると癌リスクが増大 その意外な理由とは


2017/1/10 07:00

『がんばらなくても20歳若返るナチュラルホルモン療法』の著者、藤森徹也さん
 「脳が疲れたときには、糖分を補給するといい」

こんな言葉を耳にしたことはありませんか? ただ、この言葉を信じすぎ、「仕事で疲れたら甘いもので気分転換」も、行きすぎると危険なことに。

『がんばらなくても20歳若返るナチュラルホルモン療法』(講談社エディトリアル刊)の著者である藤森徹也さんによれば、甘いものの食べすぎには、肥満や糖尿などよく知られているリスクだけでなく、さらにおそるべきリスクが潜んでおり、そこにはあるホルモンが大いに関係しているといいます。

そのリスクとは一体何なのか、お話をうかがってきました。

■閉経後に、高血圧や動脈硬化のリスクがぐんと高まる理由

――そもそも「ホルモン」とは、体内でどのような働きをするものなのでしょうか。

藤森:ホルモンとは、体内で作られる、ごく微量ながらも身体に特殊な影響をおよぼす物質です。

体内の代謝を司ったり、細胞や組織の成長を促したり、女性であれば生理周期をコントロールしたり、男性であれば精子をつくったりといった様々な機能を担います。

またホルモンは「若いころには潤沢に分泌されるが、加齢とともに分泌されにくくなる」ものでもあり、睡眠や食欲、気持ちのあり方など、「若さ」を保つ上で重要な機能にはたいてい関わっているため、不足すると「老い」が進んでしまうのです。

しかし、だからこそ、不足しがちなホルモンを補うことで「老い」を食い止めるという発想も出てくる。私どもが行なっているナチュラルホルモン療法は、まさにそのような観点からのアプローチといえます。

――「ホルモン」と聞くと「美容」に関連する話題を思い浮かべる方が多いようにも思いますが、「老い」全般に関わってくるものでもあるのですね。

藤森:もう少し正確にいうと、ホルモンバランスは、「健康な状態から外れていく」という意味での老化に大いに関わっているといえます。心臓病や癌など、いろいろな病気になりやすくなるということですね。

たとえば、日本人女性の閉経の平均年齢は50歳といわれていますが、閉経するとエストロゲンという女性ホルモンが分泌されなくなります。

エストロゲンは血管を広げてくれる機能を持つホルモンなので、閉経後の女性は血管が狭く、硬くなりやすい。そのため50代の女性には、高血圧や動脈硬化を患う方が少なくありません。

――エストロゲンの分泌量は、多ければ多いほどよいのですか。

藤森:いえ、話はそう単純ではありません。エストロゲンの分泌量が増えすぎるのも好ましくないんです。

エストロゲンは細胞増殖を促す機能を持つため、癌細胞のなかにあるエストロゲン受容体と結びつくと、癌細胞の増殖を促してしまうケースがあるからです。

さらにいえば、現代人の食生活にはエストロゲンを増やしてしまう「罠」が多く潜んでいる。ホルモンバランスを崩さないためにも、食生活には注意したほうがよいでしょう。

――食生活における罠とは、具体的にどのようなものなのですか。

藤森:たとえば「ストレス解消のために!」などといって、甘いものを食べすぎるのは危険です。

必要以上に身体に入った糖類・糖質は使い切られることがないため、脂肪細胞において脂肪として蓄積されます。

脂肪細胞はエストロゲンを分泌するため、脂肪細胞が増えるほどに体内のエストロゲン量が増えてしまいます。またこれは、もう一つの女性ホルモンであるプロゲステロンとのバランスを崩してしまうのです。

プロゲステロンにはエストロゲンの作用を抑える機能があるので、これらのホルモンバランスが崩れることは、身体にとってかなりマイナスの影響をおよぼすんです。

――甘いものの摂りすぎが、最終的に癌のリスクを高めることにつながるというのは驚きです。

藤森:そうですよね。癌まで行かずとも、女性がヒステリックな感情に囚われてしまうのも、実はエストロゲン過多が大きく関わっています。

こうして見てくると、ホルモンバランスが日常のちょっとした不調から、生死にかかわる病気まで、かなり幅広く影響を与えるものなのだということが分かっていただけるのではないでしょうか。

だからこそ、飲み薬やクリームといった形でホルモンバランスを整えることが必要になってくるんです。
(後編へ続く)

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