2024年 4月 20日 (土)

尿トラブルは「年だから」とあきらめない 「1000万人の悩み」でも意外と簡単に解決

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「トイレを我慢」もひとつの治療法

三宅「へえ~、いったいどうすれば治るのですか?」
高橋医師「本格的に治療するには薬や手術ですが、それほど困っていないのなら生活習慣を変えれば簡単に治ります。寝る3時間前からアルコールを含むビールや酒と、カフェインを含むコーヒーやお茶を控えるのです」

   実際に1日15回トイレに行っていたKさんが、このアドバイスを実践した。すると、1晩2回のトイレが3日目からゼロになった。Kさんはこう喜ぶ。

「夜中に全然起きなくなり、人生が楽しくなりました」
三宅「完全に禁酒するわけではなく、寝る3時間前から飲まないだけだから、簡単だ」

   3人目は62歳女性のHさん。1日にトイレに行く回数は多くて数えきれないほどという。「ふむふむ」とうなずいた高橋医師、Hさんに「トイレに行きたくなったら教えてください」と休ませる。1時間半後、「我慢できない」とHさんがいうのでトイレで排泄。その尿の量を測ると150㏄だった。女性の膀胱は400㏄でいっぱいになるので、まだまだ我慢できる量のはず。エコー検査で膀胱を調べてみる。

高橋医師「やはり過活動膀胱ですね。女性の尿トラブルでいちばん多い症状です。少しの量でも膀胱の神経が過剰に反応してトイレに行きたくなるのです」
渡辺「どうしたらいいのですか?」
高橋医師「我慢することです」
リポーターの芸人・ヴェートーベン「ええ~!ここへきて、それはないんじゃないですか?」
高橋医師「ちゃんとした治療法です。尿意の切迫感をぐっとこらえる訓練です。5分間の我慢から始めて30分間我慢できるまでもっていく。外出先で万が一のことがあると困るので、自宅で練習しましょう。尿道を締めて我慢すると、膀胱が反射して緩むようになり、神経がリラックスしてたくさん溜められるようになります」
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