2024年 4月 25日 (木)

生まれてくる我が子にたっぷり栄養を 米国では当たり前の妊婦向けサプリ

来店不要なのでコロナ禍でも安心!顧客満足度1位のサービスとは?

   前回2016年4月30日付の記事で取り上げたコラーゲン。久しぶりに会ったエステティシャンの友だちに、「最近コラーゲン系のサプリを飲み始めたんだけど、いいと思う?」と尋ねたら、「いいよー。私も日本にいた頃飲んでたわ」と言われました。「タンパク質系なので匂いが特殊で飲みづらいんだよね」と彼女。そうそうそうです、独特な匂いとまずさにいまだに慣れません! 美のためと思ってがんばってはいますが、辛いものがあります(笑)。

   その友だちは現在妊婦さんで、妊娠中に飲むサプリメントの話にもなりました。第一子妊娠が10年以上前の私ですが、当時は主治医に「プリネイタル(prenatal)・ビタミン」と、鉄分不足のため「鉄」のサプリを飲むように指示されていました。「えっ、医者がサプリを飲むように指導するの?」と驚いたのはいうまでもありません。米国での私のサプリ歴は、ここから始まったと認識しています。

  • 高熱を通さず、人工香料や甘味も使わない「ローフード」の概念に基づいてつくられたサプリ
    高熱を通さず、人工香料や甘味も使わない「ローフード」の概念に基づいてつくられたサプリ
  • ビタミンDは1000IU以上入っています
    ビタミンDは1000IU以上入っています
  • 高熱を通さず、人工香料や甘味も使わない「ローフード」の概念に基づいてつくられたサプリ
  • ビタミンDは1000IU以上入っています

主な成分はビタミンCとD、鉄分、カルシウム

   プリネイタル・ビタミンは、妊婦向けのマルチビタミンサプリです。いつも以上に栄養が必要な妊婦とお腹の中の子が、必要な栄養を十分とれるように作られています。主な成分はビタミンCとD、鉄分、カルシウムです。看護師の友だちによると、いろいろな種類のプリネイタル・ビタミンが売られているので、きちんと中身を確かめるようにとのこと。特に気をつけるべき中身とは、着色料です。私の場合、一人目の子を妊娠して最初の頃は医者から処方されたものを飲んでいましたが、しばらくしてから「オーガニックスーパーで売られているサプリであれば、どれでも大丈夫」と医師に言われ、市販のプリネイタル・ビタミンに切り替えました。しかし、中身まではチェックしていませんでした。成分もさることながら、着色料の有無の確認が大事なのですね。

   プリネイタル・ビタミンで大事な栄養素の一つはビタミンD。以前このコラムで取り上げましたが、ビタミンDが不足すると不妊につながる恐れがあると考えられています。不妊治療中やなかなか妊娠しない人も、ビタミンDを積極的にとるのが好ましいそう。米国では、日常よく飲んだり食べたりするものに必要な栄養分を加えた食品が結構あり、例えばビタミンD が加えられた牛乳も売られています。なかなか妊娠しない人は、ビタミンDが多く入ったプリネイタル・ビタミンを飲むのが望ましいようです。前述の看護師の友だちいわく、「ビタミンDの数値が悪くない人でも体のメンテナンスのため、1日1000IU以上とるべきよ(注・IUはビタミンの単位)」。私が妊婦だった10年前は医者からプリネイタル・ビタミンが含むビタミンDの数値に関してあれこれ言われることはなかったのですが、今は当時と比べて医学も進化しているのでしょうね。

   他に胎児の順調な成長に欠かせないとされ、医師から積極的に摂取するようにいわれるサプリに葉酸(Folic Acid)があります。葉酸は赤ちゃんの脳と脊髄の成長に大切です。

   私は妊娠する前に、不妊治療中だった友だちから、「妊娠したいと思ったら、妊娠する前からプリネイタル・ビタミンと葉酸をとって体調を整えておくべき」とアドバイスされていたのですが、それは好ましいことだったと前述の看護師の友だちからも言われました。

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