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夏やせどころか下腹ポッコリ スリムな体になれる魔法のフード

【サタデープラス(TBS系)2016年8月6日放送
「日本国民1000人が格付け!芸能人のからだを変えた夏の4大健康法SP」

   まだまだ残暑が厳しいこの季節、つい冷たいものを食べ過ぎたり、仕事の後の酒が進み過ぎたりで、夏太りしてしまった...という人も少なくないのでは。

   番組では、これまでに放送した健康法の中から、特に夏に効果的なダイエットを紹介した。

  • エアコンで涼しくなったら、つい食が進んで…
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腸に必要な3大要素を摂取

   薄着の時期に気になるのが「ぽっこり下腹」。便秘、内臓脂肪、内臓周りの筋力の低下が主な原因だ。

   便秘になると、便が腸内で腐敗しガスが発生、下腹がふくらむ。さらに筋肉が衰えると、支えきれなくなった内臓が前に押し出されてしまうのだ。腸を内側と外側から鍛えれば、ぽっこり下腹を解消できる。

   腸内細菌研究の世界的権威である、理化学研究所イノベーション推進センター・辨野義己ドクターが勧める、腸を内側から鍛える方法が「はちみつアボカドヨーグルト」だ。

   ヨーグルトに含まれる乳酸菌が腸内の善玉菌を増やし、アボカドに含まれる食物繊維、はちみつに含まれるオリゴ糖が善玉菌のエサになる。健康な腸に必要な3大要素が含まれる食品だ。

   作り方(1食分)は、ヨーグルト100グラムに一口大に切ったアボカド半分、はちみつ大さじ1、レモン汁適量を混ぜるだけ。ぽっこり下腹解消法を実践したお笑い芸人の友近は、「美味しい!食べ過ぎちゃいますよ、これだけ美味しかったら」と絶賛した。

   摂取量の目安は1日250グラム程度。朝食と夕食の一品を置き換えるとよい。

   腸の外側を鍛えるには、Dr.KAKUKO スポーツクリニック・中村格子院長が勧める「朝晩2分のエクササイズ」が効果的だ。腸に寄り添うように付いている筋肉「腸腰筋」を鍛え、便秘解消、下腹スッキリを目指す。

   まずは腸腰筋を伸ばす運動。脚を前後に開き、前脚のひざを90度に曲げ、後ろ脚のひざを床につける。上半身をしっかり正面に向け、後ろ脚の股関節を伸ばすように腰を落としていく。前脚のひざはつま先より前に出さないのがポイントだ。これを左右10秒ずつ、朝晩2回行う。

   次に腸腰筋を引き寄せる運動だ。足を肩幅に開いて正面を向き、姿勢を正し骨盤に手を当てていすに座る。この姿勢をキープしたまま、ひざを胸に付けるイメージで片脚をゆっくり引き上げ、ゆっくり戻す。左右10回ずつ、朝晩2回行う。

   「はちみつアボカドヨーグルト」とエクササイズを10日間続けた友近は、下腹周りが87センチから78センチと9センチダウン。体重も55.1キロから53.2キロ、体脂肪率も32.1%から29.3%に減少した。

おからは炒めるだけで健康効果アップ

   ダイエットに効果的な調味料が「ドライおから」だ。

   おからに含まれる成分「大豆サポニン」は代謝促進と中性脂肪の低減、「大豆ペプチド」は体脂肪の燃焼を促進する。オリゴ糖は善玉菌を増やし、腸内環境改善にもつながる。

   生でも健康的な食材だが、乾燥させると食物繊維量が激増する。おからが100グラム中11.5グラムに対し、ドライおからは43.6グラム。レタスの約30倍にもなる。

   作り方(3日分)は、おから100グラムを弱火から中火で30分ほど炒めるだけ。フライパンにクッキングシートを敷けば、焦げ付きが少なくなり、後片付けも簡単だ。冷蔵庫で7~10日間保存できる。

   これを1日大さじ山盛り3杯(30グラム)、食事と一緒に食べる。便通促進に加え、水分を吸収するのでかさ増し効果もあり、ダイエットにつながる。料理の味を邪魔しないので、何にでも入れられるのもうれしい。

   この健康法を試したのが、元プロ野球選手の元木大介とお笑いコンビ・ニッチェの近藤くみこだ。元木は朝食のヨーグルトに振りかけ、近藤は肉の量を減らしドライおからを入れたギョーザなど、2週間食事にドライおからを取り入れる生活を続けた。

   2週間後、元木は体重が89キロから86キロに。お腹周りは99センチから94センチ、下腹周りも99センチから93.5センチにダウン。

   近藤は体重が68キロから65.8キロに、体脂肪率は41%から35.8%に。お腹周りは96.5センチから90センチ、下腹周りも98センチから91.5センチにダウンし、二人ともダイエット大成功となった。