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2015年はうつ病患者3億2200万人 WHO発表、10年で18%増

   世界保健機関(WHO)は、2015年にうつ病患者が世界で3億2200万人に達したという推計を、2017年2月23日に発表した。発表資料によると、2005年からの10年間で18.4%増加した。

   世界の全人口の4.4%を占め、男女別でみると女性5.1%、男性3.6%と女性の方が比率が高くなっている。

   WHOは、うつ病は重大な疾患であり、最悪の場合に自殺につながるとしているが、うつ病であると正しく診断されず、適切な治療が受けられないことも多いと警鐘を鳴らしている。