いったん仲違いをした同僚は、お互いに意地を張って、なかなか関係を修復しようとしません。それが仕事にも影響を与えるようになると、上司も他の同僚もたまったものではありません。ある会社では「現場の課長が挟み撃ちになっている」と途方に暮れています。
――水産加工業の人事担当です。経理部の課長から「部下のA子さんとB子さんの仲が悪くて困る」と相談を受けました。A子さんは給与担当、B子さんは顧客対応担当で普段は影響がないのですが、たまに仕事上の絡みがあると厄介なことになります。
もともとA子さんは、同じ部の1つ先輩としてB子さんに仕事を教え、親しくしていたのですが、B子さんが結婚して以降、急に関係がギクシャクし始めました。いまではお互いにあいさつはおろか、目も合わせません。
A子さんは課長に「B子さんは仕事が出来ない」と愚痴をこぼし、B子さんはA子さんを完全に無視しています。お互いに連絡したり相談したりする必要が生じても、直接は言わず、課長経由でしか話しません。
2人とも他の人とは特に問題なくやっているのですが、周りのメンバーが何となく「どっち派」の様になり職場はギスギスしています。職場の雰囲気は重い感じになっており、人間関係が嫌になって辞めた若い社員が何人かいます。
今後も協力して仕事をするのは難しい気がします。しかし仕事の専門性と年齢から考えて、いまのところ配置転換は難しいのではないかと考えています。解決のしようがないので、課長も呆れて放置しています。もし何か現状を打開できる方法があれば、教えていただきたいのですが――
(続く)
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