険悪! 部下の「女性2人」がずっと無視し合っています

2009/11/ 9 10:49

   いったん仲違いをした同僚は、お互いに意地を張って、なかなか関係を修復しようとしません。それが仕事にも影響を与えるようになると、上司も他の同僚もたまったものではありません。ある会社では「現場の課長が挟み撃ちになっている」と途方に暮れています。


>>ヨソでは言えない社内トラブル・記事一覧

以前は親しくしていたが「後輩の結婚」を契機に・・・

――水産加工業の人事担当です。経理部の課長から「部下のA子さんとB子さんの仲が悪くて困る」と相談を受けました。A子さんは給与担当、B子さんは顧客対応担当で普段は影響がないのですが、たまに仕事上の絡みがあると厄介なことになります。

   もともとA子さんは、同じ部の1つ先輩としてB子さんに仕事を教え、親しくしていたのですが、B子さんが結婚して以降、急に関係がギクシャクし始めました。いまではお互いにあいさつはおろか、目も合わせません。
   A子さんは課長に「B子さんは仕事が出来ない」と愚痴をこぼし、B子さんはA子さんを完全に無視しています。お互いに連絡したり相談したりする必要が生じても、直接は言わず、課長経由でしか話しません。

   2人とも他の人とは特に問題なくやっているのですが、周りのメンバーが何となく「どっち派」の様になり職場はギスギスしています。職場の雰囲気は重い感じになっており、人間関係が嫌になって辞めた若い社員が何人かいます。
   今後も協力して仕事をするのは難しい気がします。しかし仕事の専門性と年齢から考えて、いまのところ配置転換は難しいのではないかと考えています。解決のしようがないので、課長も呆れて放置しています。もし何か現状を打開できる方法があれば、教えていただきたいのですが――

(続く)

尾崎 健一(おざき・けんいち)

臨床心理士、シニア産業カウンセラー。コンピュータ会社勤務後、早稲田大学大学院で臨床心理学を学ぶ。クリニックの心理相談室、外資系企業の人事部、EAP(従業員支援プログラム)会社勤務を経て、2007年に独立。ライフワーク・ストレスアカデミー代表として企業のコンサルティングを行いながら、秋田大学医学系研究科で自殺予防の研究に携わっている。『ケーススタディ 認知行動カウンセリング』(至文堂)に執筆者として参画。共著に『黒い社労士と白い心理士が教える 問題社員50の対処術』がある。

野崎 大輔(のざき・だいすけ)

特定社会保険労務士、Hunt&Company社会保険労務士事務所代表。フリーター、上場企業の人事部勤務などを経て、2008年8月独立。企業の人事部を対象に「自分の頭で考え、モチベーションを高め、行動する」自律型人材の育成を支援し、社員が自発的に行動する組織作りに注力している。一方で労使トラブルの解決も行っている。単著に『できコツ 凡人ができるヤツと思い込まれる50の行動戦略』、共著に『黒い社労士と白い心理士が教える 問題社員50の対処術』がある。
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