2024年 4月 20日 (土)

民主党の造反議員は「サラリーマンから取ればいい」と思っている

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若者自身が声を出さない限り、政治家は動かない

   ちなみに、筆者自身のスタンスはこうなる。

「(1)社会保障の抜本見直し(+必要なら増税も)>>>(2)消費税増税>(3)取りやすいところから取る」

   残念ながら今回、(1)は話題にすらなってないので、仕方なく消去法で(2)を支持ということになる。

   とりあえず、今回の増税で財政は一息つけるのは間違いない。その間に、今後の「税と社会保障制度の抜本的な見直し」について結論を出すというのが、三党が合意した次のステップだ。これからが本番と言っていい。

   今回の増税が焼け石に水という点で、実は三党は一致している。必ず何らかの抜本的改革案を打ち出さざるを得ないはずだ。その中でどこまで世代間格差是正を実現できるか。

   ひとつ確実なのは、若者自身がそれを声に出して政治に要求しないかぎり、その実現のために動く政治家はいないであろうということだけだ。(城繁幸)

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人事コンサルティング「Joe's Labo」代表。1973年生まれ。東京大学法学部卒業後、富士通入社。2004年独立。人事制度、採用等の各種雇用問題において、「若者の視点」を取り入れたユニークな意見を各種経済誌やメディアで発信し続けている。06年に出版した『若者はなぜ3年で辞めるのか?』は2、30代ビジネスパーソンの強い支持を受け、40万部を超えるベストセラーに。08年発売の続編『3年で辞めた若者はどこへ行ったのか-アウトサイダーの時代』も15万部を越えるヒット。ブログ:Joe's Labo
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