生き残るための「雑談力」 会話がヘタな人はココがダメ

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   1日の大半の時間を過ごす職場、息抜きに周囲の同僚と会話を交わすこともあるだろう。外出先で顧客と会ったら、商談に入る前にひとまず当たり障りのない雑談から入るのは常套手段だ。

   相手に対してムッツリ黙っているより、気のきいた言葉のひとつも口にして場が和めば、自分の印象はアップする。「できるヤツこそ雑談がうまい」--そんな特集がビジネス誌で組まれた。

基本は相手中心、「へぇ~」と驚くのも効果的

会話や雑談って大切です
会話や雑談って大切です

   職場での会話が悩みの種、という声はしばしば聞かれる。インターネットの質問投稿サイトには複数の相談が寄せられていた。例えば、仕事以外の雑談だと天気や時事的な話題以外の話が長続きせず、同僚から「謎の人」扱いを受けているという女性は、人とかかわるのが怖い、仕事はやる気があるのにどうしたらいいのか、と深刻な思いを吐露している。

   逆に「職場での会話がつまらない」との声もある。「レベルが低すぎてついていけない」「上司の悪口、自分の身の上話、誰も聞いていない」というのだ。

   解決の糸口が、「プレジデント」最新号(2013年12月16日号)にありそうだ。「100%ウケる!雑談テクニック」と題して、明治大学の齋藤孝教授とテレビ東京プロデューサーの伊藤隆行氏の2人が、会話上手になるポイントを解説している。

   雑談の基本は相手中心。話題は天気だけでは続かないので、芸能やスポーツ、社会などいくつかを選び、自分が持つ「小ネタ」と織り交ぜるのだそうだ。

   例えば相手がゴルフ好きなら「最近は、ゴルフに行く余裕はありますか」と聞く。相手中心の切り出し方だ。その後も、どのゴルフ場に行っているかなど相手の土俵で会話を続けるよう勧めている。

   会話上手は聞き上手でもある。齋藤教授は、「微笑む、うなずく、相づちを打つ」の3大要素が極めて重要だと主張。何を話しても反応が返ってこない相手が一番つまらないそうだ。ときには「へぇ~」という軽い驚きを見せるもの効果的だという。また伊藤氏のような「上級者」は、社内を散歩して他部署の人と話をすることで人間関係を築く。さらには雑談から得た情報をヒントに、企画を立ててしまうというテクニックを持つ。

相手が興味ないネタ、自慢話ばかりでは嫌われる

   「プレジデント」では、「話が面白くない人」の例も挙げている。

   相手が興味を示さない自分の持ちネタを得意げにまくしたてるようなタイプは、「自分本位」で嫌われる。いつも同じ話題で新鮮味がない、ワンパターンの話し方をする人も飽きられやすい。自慢話ばかりでカッコをつけ、自分本来の姿をさらけ出せない、会話のキャッチボールが下手で、相手の話にかぶせたり唐突に全然関係のない話に転換しようとしたりするのもご法度だ。

   こうしたテクニック面に加えて、ネタ収集の努力も大切だ。雑談はあくまでも明るい話題がいい。人に聞いたりテレビを見たりして、盛り上がりそうな新鮮なトピックを拾う。たかが雑談と思っても奥が深い。上達すれば周囲と打ち解け、顧客とは良好な関係が築けるようになり、上司からも好かれるだろう。

   「自分は口ベタで」「そう簡単にうまくいくだろうか」と不安の声が聞こえてきそうだが、ひとまずは仲の良い同僚や友人を相手に「練習」してみてはどうだろうか。

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