起業家の目がキラリ! 「そういう人材を抜擢すべきだ」と言われる人の行動パターン

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   先日、複数の国で起業している友人と飲んでいた時に、彼が各国の事業を任せられる人、任せられない人とはどういう人かという話になりました。

   結論としては、なにか問題が起こったときに「問題がある」と報告するだけの人には任せられない。「問題をこうやって解決したい」という人には任せられるとのことでした。

代案なく、文句だけ言ってくる人も

異国で「極限」を経験してみる
異国で「極限」を経験してみる

   もちろん、報告を上げることは大切なことであり、マイナスポイントではありません。一般スタッフとして働いてもらう分には、それでOK。しかし、部長、事業部長レベルでは、それだけでは不十分。その役職には、解決策の提案が求められるということでした。

   当たり前と言えば当たり前なのですが、会社組織で働いたことがある人なら、問題の解決を部下に丸投げする部長、本部長に出会ったことは一度や二度ではないでしょう。彼らは、既に現場には疎くなっているので、具体的な案を出せない人も多いのですが、部下が出した案を理解できない、とんちんかんな理由で却下する、Go or No goの判断すらしない部長をみると、とても悲しい気分になります。

   このような資質の有無は、経験年数とは関係ありません。

   例えば、私がカンボジアで行っているサムライカレーという研修プログラムでは、大学生が「カレーライスの売り上げが下がっているので、カレーパンを作ってみたので売ってきていいですか?」とすかさず提案してくる人がいました。

   彼の話をすると、くだんの起業家は「そういう人を抜擢すべきだ」とのこと。

   もちろん「このカレーはカンボジア人には売れません」と代案なく、文句だけ言ってくる人もいます。そんな時に「課題は発見できましたね。では、それをどう解決しましょうか?それを提案し、実行するのがサムライカレープロジェクトですよ」と返すと、黙ってしまいます。

極限状態での行動をみる

   しかし、これを何度か繰り返していると、だんだんと自主的に動くようになります。それまでの人生で培っていた思考パターンは、異国の地のカレー屋起業プログラムでも踏襲されます。しかし、そのパターンは、変えることもできるのです。

   この話を、ある人材会社の方にしたら「そのプログラムは、管理職に昇進させる人の選抜に使えますね」と言われました。確かに、アウェイの地の未体験の業務では、その人のその時点まで培っていたものの素が見えます。今まで、人を育てるためのプログラムとして作ってきたのですが、意外な使い方もあることに気づきました。

   カンボジアまで送り込む必要はありませんが、自分の部下の資質を見るときに、このような極限状態での行動をみることは有効な手段です。そして、資質を見られている側の人は、自分の仕事の様子を客観的に見て、自分が上司だったらどう評価するかを考えながら仕事をしてみると、あなたが望むようなキャリアの道が開けるかもしれません。

   サムライカレープロジェクトでは、現在クラウドファウンディングを行っています。

   本プログラムに興味がある方、支援をしたいという方がいらっしゃいましたら、ぜひ下記のページにアクセスいただけたらと思います。(森山たつを)

   Ready for サムライカレー!カンボジアに日本人の若者の起業体験の場所を!

森山たつを
海外就職研究家。米系IT企業に7年、日系大手製造業に2年勤務後、ビジネスクラスで1年間世界一周の旅に出る。帰国して日系IT企業で2年勤務後、アジア7か国で就職活動をした経験から「アジア海外就職」を多くの人と伝えている。著書に「アジア転職読本」(翔泳社)「はじめてのアジア海外就職」(さんこう社)がある。また、電子書籍「ビジネスクラスのバックパッカー もりぞお世界一周紀行」を連続刊行中。ツイッター @mota2008Google+、ブログ「もりぞお海外研究所
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