錦織選手の「勝てない相手はいない」メンタル強化法 ビジネスにも応用できる!?

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   テニスの全米オープンで、見事、準優勝を飾った錦織圭選手。8強入りを果たした際には、「勝てない相手はもういない」と発言して話題になった。彼のメンタル面の強化に一役買ったのは、2013年末にコーチとなったマイケル・チャン氏だ。

   どんな相手でも、自分が「勝つ」というイメージをもてるようになったことで、錦織選手はさらなる強さを手に入れた。この「勝てない相手はもういない」マインド、ビジネスにも応用できるかもしれない。

成功者がもつ「根拠のない自信」

勝てる、勝てる、勝てる...
勝てる、勝てる、勝てる...

   よく、成功している人は「根拠のない自信」を持っている、といわれる。直感的に「自分はできる!」と思い込むことで、不安が払拭され、能力が最大限に発揮されるのだ。

   脳科学者の茂木健一郎氏によるコラム、「無駄な不安より『根拠のない自信』を持て」(プレジデントオンライン、2012年8月6日配信)によれば、ビジネスの現場では、「不安」が先に立つと前向きになれなくなるという。茂木氏は、「この世の中は何事でも起こりうるのだと覚悟を決め、『根拠のない自信』を持って未来に向き合うのがよい」と説く。

   確かに、ある程度のリスクを意識するのは大事だが、それが行き過ぎれば、失敗を恐れてチャレンジできなくなってしまう。ビジネスでは時に、「根拠のない自信」が成功を後押しすることもあるだろう。

「単なる自信過剰」との違いは?

   成功するために必要なのは「根拠のない自信」に加え、「負けず嫌いであること」という記事もある。ブログメディア「ライフハッカー」による、『世界を変えるITクリエイターの力』(武井信也著、幻冬舎)の書評(2013年11月21日配信)では、ほとんどの起業家が、「かなりの負けず嫌い」だと指摘。ビジネスで成功するということは、「競争に勝ち続けること」にほかならない。「自分は勝てる!」という、確かな自信は、仕事にもプラスになるのだろう。「勝てない相手はいない」と信じることで、実際に勝利を手に入れた錦織選手の姿も重なる。

   だが、実力がそれほどでもないのに、根拠のない自信をもっている人は、単なる「自信過剰」になってしまう恐れもある。ティネクト株式会社の代表取締役、安達裕哉氏は、2014年7月27日、ハフィントンポスト日本版に寄せたコラムで、「実績を作っていない、努力をしていないのに、自信だけはある」人が多いと指摘。そういう「根拠のない自信に溢れている人」は、周りがいくら諭しても変わらないという。

   勝つために「根拠のない自信」を持つことは大切だが、それが評価されるのはあくまで、実際に「勝った人」だけ、ということかもしれない。ツイッターでは、錦織選手の「勝てない相手はいない」発言に対し、「錦織が言うから説得力がある言葉だよね」などの冷静なコメントも見られた。(KH)

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