2024年 4月 24日 (水)

「エアライン就活」準備のお値段 「40万円」は高いか、安いか

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   先週に続き、テーマはエアラインスクール。

   たとえば、日本の航空会社の関連エアラインスクールの価格は、23万円(16回・24時間)から30万円(32回・60時間)くらいします。

   受講料が1時間あたり5000円ないし1万円前後というのはいい金額ですが、それだけ払って何をやってくれるのでしょうか?

何を教えてくれるのか

あっ、飛行機雲だ
あっ、飛行機雲だ
●A社・初級コース
社会人の心構え、接遇の基本、サービスの基本、自己分析、コミュニケーション、就職活動サポート(グループディスカッション)など。

●A社・上級コース
   感性磨き、表現力アップ、言葉遣い(日本語検定3級レベル)、サービスケーススタディ、グローバルマナー、就職活動サポート(面接)など。

●B社
エアラインを知る(現役客室乗務員との触れ合い、訓練体験など)、自己を知る(自己分析)、動作(所作、振る舞い)、言葉遣い・発声、自己表現、心を伝える、グループワークなど

   どちらも大体は同じ。A社のコースに「言葉遣い(日本語検定3級レベル)」とありますが、日本語検定3級は同検定サイトによれば高卒程度。

石渡嶺司(いしわたり・れいじ)
1975年生まれ。東洋大学社会学部卒業。2003年からライター・大学ジャーナリストとして活動、現在に至る。大学のオープンキャンパスには「高校の進路の関係者」、就職・採用関連では「報道関係者」と言い張り出没、小ネタを拾うのが趣味兼仕事。主な著書に『就活のバカヤロー』『就活のコノヤロー』(光文社)、『300円就活 面接編』(角川書店)など多数。
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