台風が「男女平等」あぶりだす 「女性は帰れ」職場は旧態か

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   台風10号が観測史上初めて東北の太平洋側に直接上陸するなど、台風襲来が頻繁な2016年の日本。個々人の生活にたびたび余波が及ぶこともあってか、Q&Aサイト「発言小町」にはこんな投稿があった(2016年9月20日)。

  • これじゃあ男女平等で帰れない
    これじゃあ男女平等で帰れない

女性を弱者扱いしていないか

   「台風で女性だけ帰宅?」という投稿をしたのは26歳の事務職女性。女性の会社では昨年、台風接近の前日に上司から「安全に気をつけて来るように。来られない場合は連絡を」という指示があり、女性は当日、遅れて出勤した。男女の別ない指示で、それが当然と思っていたら、知人女性から「女子は早く帰りましょう、といわれませんか?」とたずねられ違和感を覚えた。ネットを渉猟すると、確かに女性だけ早く帰す職場があるらしいことも分かった。投稿した女性は、

「私の職場は基本的に男女平等です。台風で男女差をつけるのは、おかしいと思いませんか? 女性を弱者扱いしている感じがして、あまりいい気がしません」

と問いかけた。すると、

「うちは社長が70代、女性は守るものという意識が強いのか、従業員全体に『早く帰りなさい』と声をかけた後、『女子はすぐに帰りなさい』といいます」
「弱者扱いしているといえばそうでしょうね。でもそれで女性たちからクレームが入ったことはないです。当たり前だといわんばかりにサッサと帰りますよ。ただ、ここ最近は男性からポツポツ文句が出てきています」
「とある職場の話ですが、『若い女の子だけ先に帰って』とお達しが出て、『若くない女だって、電車が止まって帰れなくなったら困るんですけど!』60歳前のお局様がキレた。でも結局、未婚の20代しか帰してもらえなかった。判断基準が謎。たぶん、30代以降の女性に対しては台風も避けて通るということでは...」

と「女性優先」職場の報告が相次ぐこととなった。

「差別ではなく配慮です」

   一方で、投稿女性がよしとする「男女平等」職場からも報告が。

「うちも基本的には男女平等です。ただし妊婦さんは真っ先に帰しています」
「超過勤務はやめて早く帰れ、とはいわれたが男女の区別はない。区別するのは『更衣室』と『トイレ』だけですよ。うちの会社は女性でも宿直がある」
「性別ではなく通勤経路で考えます。自宅の遠い人や風雨に弱い路線を使っている人から先に帰らせます」

   女性を早く帰しても男女平等の理念に抵触しないという主張もあった。

「差別と区別を混同しないで。自然の猛威の前では女性は男性に比べて弱者なのです。状況に応じて区別があるのはやむを得ないのです。それは男女差別や騎士道武士道とは違うこと」
「東日本大震災を経験しました。やはり女性、特に直接雇用ではない派遣の方から順に帰宅しました。差別ではなく配慮ですよ」
「男は最悪の場合、帰宅しないで会社に寝泊まりできる。そこに女子社員がいたら気遣いが面倒だから帰すんです」
「価値観は人それぞれなので押しつけることはできませんが、『帰れる、ラッキー☆』ぐらいに思っていた方が気が楽ですよ」

   数々の回答を受けとめたうえで、投稿者は、

「男性からも『帰りたい』と文句が出ているとのこと、もっともですね。世の中の男性は、女性だけ先に帰すことに抗議していいのでは。女性を帰らすな、ではなく、男性にも帰る権利を下さいという形で。私は『男女ともに休ませるか、早めに帰すべき』だと思います」

と、なお主張を貫き、投稿を締めくくった。(KM)

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