9月の実質賃金、伸び0.9% 物価の下落で押し上げられ

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   厚生労働省が2016年11月7日に発表した9月の毎月勤労統計(速報値、従業員5人以上)によると、賃金の伸びに物価の変動を反映した実質賃金は前年同月比で0.9%伸びた。前年実績を上回るのは8か月連続。伸びは前月(0.6%)から拡大した。

  • 厚労省の統計によると、9月も実質賃金は前年比伸び
    厚労省の統計によると、9月も実質賃金は前年比伸び

残業代など所定外は1.3%減

   基本給や残業代など名目賃金にあたる1人あたり平均の現金給与総額(パートを含む)は前年同月比0.2%増の26万5325円だったが、消費者物価指数は0.6%下落したため、実質賃金を押し上げた。

   現金給与総額の増加は2か月ぶり。内訳をみると、基本給にあたる所定内給与が24万838円と0.4%増加。一方、残業代など所定外給与は1.3%減の1万8742円だった。

   また、今夏の1人あたりのボーナスは、企業業績の改善を背景に昨夏と比べて2.3%増えて36万5008円だった。

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