「マスク」で接客、失礼なの? 受けとめられ方は様々のようで

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   風邪やインフルエンザが気になる季節だが、接客業の職場では「お客様への印象が良くない」などとして、マスクが禁止されているところも少なくないようだ。飲食店のホール担当、企業の受付、理美容師、コンビニ......。ネット上では、接客業に従事する人から「マスク着けさせて!」との声が上がっている。

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    印象、悪いですか?

「咳するならマスクしてよ」と思う客も

   Q&Aサイト「発言小町」に、「接客業マスク問題」というトピックが立てられた(2016年11月18日)。

   投稿者の会社では、「お客様に失礼」という理由でマスクが禁止されていて、咳き込んでいてもマスクをしてはいけないのだとか。

「しかし、誰かが風邪をひくと必ず連鎖が続きます。人手不足になります。毎年繰り返しますが、一向にマスクは許可がおりません」

   投稿者は時代錯誤的なルールだと感じているというが、

「お客様から見てやはりマスクは失礼にあたりますか? 体調管理できない人、声がこもり聞き取りにくい、暗く見える、などの理由からでしょうか」

と、客側の受け取り方が気になっているようだ。

   回答者からは、

「美容院で、マスクなしで咳してる美容師さんに担当され、風邪がうつってしまったことがあります。気が弱いので指摘できなかったのですが、迷惑なのでマスクして欲しかった」
    「昔、仕事帰りにたまによるコンビニによく咳をしている店員さんがいました。その方は前からよく咳き込んでいたので風邪ではないのかもしれませんが、あまり咳き込まれると嫌な気持ちになります。帰り道にあるコンビニで寄りやすかったのですが、その店員さんの咳が気になってそのうち行かなくなりました」

など、たとえ接客業であっても、咳が出るようならマスクを着用するよう求める声が案外多く寄せられた。

マスク以外に様々な風邪予防の工夫

   一方で、

「人間と言う生き物は勝手なもので、自分は許せるけれど、相手がマスクを付けている時、特に患者やお客様を受ける立場の方がマスクをしていると『嫌な感』を持ちますね」

といった声も上がり、やはり「マスクで接客されると何か嫌」と思ってしまう人も少なくないらしい。また、

「お客様に対して『あなたが病原菌を持っているのでその被害を受けなくてすむためにマスクしています』は失礼という捉え方をするケースもあると思います」

という見方もあった。接客側が予防のためにマスクをしていると受けとめカチンと来る客もいる、ということのようだ。

   健康で、咳も出ず、明るくお客様に応対できるに越したことはない。まず取り組むべきは風邪の予防対策ではないか。生活情報サイト「NIKKEI STYLE」には、医師や薬剤師、管理栄養士らが勧める風邪予防法のトップ10が紹介されている(16年2月7日)。

   1位から「緑茶でうがいする」「早く寝る」「ショウガをとる」「ビタミンCをとる」「普段から運動する」「首・手首・足首を温める」「乾布摩擦」「ネギを食べる」「マスクをして寝る」「鼻うがいする」という方法が並んだ。

   また、先の相談には、投稿者同様マスク禁止の接客業を経験した人から、

「いまは、ウイルスブロックスプレーが出てますよね。あれ、持続時間があるにも関わらず、頻繁にやります。そして、手洗いはもちろん頻繁に。手荒れ対策に、シア配合のハンドクリームを、手のひら以外に頻繁に。うがいはイソジン持参。のどスプレー(医薬品)も持参。風邪、ひきません」

と、風邪予防のアドバイスも寄せられていた。

   職場で長年決められている「マスク着用禁止」ルールが一朝一夕に変えられないのなら、さしあたり予防に努めるほかないのだろうか。(MM)

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