2024年 3月 29日 (金)

しまったぁ! あのコツコツ音 ヒール底の劣化見落とし嘆息

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   「ピンポ~ン!」

   はい! 今回も鳴りました。何が? 空港の保安検査場のゲートです。そのたびに何事だろう、と焦ります。

  • 「カンカン」音は聞こえていないか
    「カンカン」音は聞こえていないか
  • 「カンカン」音は聞こえていないか

女性は知っているヒールの芯

   決してやましい物を持っているわけではないのですが、あまりにもよく鳴るので、通過する前に一通りチェックをします。ピンポ~ン! で一番多いのは靴です。ヒールの金具が反応しているようです。

   女性の皆様はご存じだと思いますが、ヒールの芯には金属が使われており、靴底のゴム(トップリフト)が劣化すると金具の一部が露出します。そうなると歩くたびに「カンカン」という金属音を響かせるので、自分でも「あ~、ヒール底が劣化しているな」とわかります。

   さて、過日写真撮影の予定がある日のこと。衣装とのバランスを考え、お気に入りの靴を選びました。「これでバッチリ!」と自宅を出て、しばらくして気づきました。カンカンという音。まさか!

   慌ててヒール底を見ると左右とも一部金具が見えているではありませんか。こんな時に限って自宅に戻る時間もなく、目的地や乗換駅近辺にも靴の修理屋さんがありません。諦めてそのまま仕事場へ向かいましたが、歩くたびにあの独特の金属音が気になって、「あー、なんで履く前にヒール底見なかったんだろう」「この音、絶対に金具が見えているってわかるよね」などなど、頭の中は「カンカン」音と後悔がグルグルしているのです。

   せっかく気持ちよく自宅を出たのに、異音に気がついてからは、心はどんより曇り色です。たかがヒール底のことなのに、と我ながら思いますが、ダメ女認定されたような敗北感。

篠原あかね(しのはら・あかね)
リクルートにて企業研修アシスタント、金融機関等での役員秘書を経てビジネスマナー講師として活動。2011年よりスマートコミュニケーションズ代表。ビジネスマナー、コミュニケーション、CS向上等の企業研修のほか、自身の宴会幹事経験をもとに「愛される宴会部長セミナー」も主催。著書に『宴会を制する幹事は仕事も制す。』『マンガ 黄金の接待』(監修)などがある。お客様や社内で愛されキャラになるコツを悩める社会人へ発信中。
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