大手銀行が2006年3月期に過去最高の連結利益を計上するのは確実な情勢になっている。利用者への利益還元、サービス向上などを真剣に検討しないと、「儲けすぎ」という批判が出てきそうだ。
そこで、JINBNでは6大大手銀行グループに対して、2006年3月期の業績予想や、予想される批判に対する説明、方策など7項目についてアンケート調査を実施した。6大大手銀行グループすべてが調査に応じた。
調査結果によると、担保に頼らないいわゆる「無担保融資」について、「1年間で3倍に増えた。今後も中小企業向け無担保貸し出しを強化していく」(みずほフィナンシャル)など各グループとも拡大傾向にあり、今後も積極的に取り組む姿勢を強調している。

例えば、三井トラストは2005年4月から、中小企業向け融資の「ビジネスローン」を始め、「事業資金の無担保融資に積極的に取り組んでいる」としている。また、三井住友グループは「原則無担保のビジネス・セレクトローンの利用客のうち、約3割は新規だ」として扱いが拡大していることを明らかにしている。
「儲けすぎ批判」については、「より良い商品サービスを提供することで支持を得ていきたい」(三菱UFJ)「お客に満足いただける商品サービスの提供を通じた利益の還元を検討」(りそな)といった回答にとどまった。
アンケート結果の詳細は以下の通り。