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日経ドジな記者 地下駐車場閉じ込め騒動

06/8/22 コメントを見る・書く(1)
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   新聞記者には欠かせない「夜討ち朝駆け」。朝早くや夜遅くに、政治家や企業幹部の自宅を訪ねてネタを取る、重要な仕事だ。だが、熱心なあまりか、無断でマンションの敷地内に立ち入り、地下駐車場に閉じこめられてしまったドジな記者がいた。どうしてこんなことになってしまったのか。

   福岡市の中心部からほど近い住宅街にある高級マンション(地下1階、地上7階建て)の入り口に、「お詫び」と題した紙が張り出された。日本経済新聞社西部支社の編集部長名で、2006年8月17日付けだ。同社記者(31)が8月12日夜、同マンションの地下駐車場に許可無く立ち入ったことを詫びる内容だ。文書では、経緯をこのように説明している。


すべての出口にロックがかかっていて、退出不可能


マンション内に張り出されたお詫び文書。「記者閉じこめ騒動」の経緯を説明している
マンション内に張り出されたお詫び文書。「記者閉じこめ騒動」の経緯を説明している
「弊社編集部記者は同日(編注: 8月12日)午後8時20分ごろ取材のため、貴マンションにお住まいの企業幹部の方が在宅かどうかを知るため、車が駐車場にあるか否かを確認しようとしました。他の住民の方が帰宅されシャッターが開いた際に駐車場へ立ち入りました」

と、「夜討ち朝駆け」が目的で地下駐車場に立ち入ったという。さらに、

「記者は目指す自動車の存在を確認でき次第、速やかに退出しようとしたところ、すべての出口にロックがかかっており退出することができませんでした。次に住民の方が自動車で帰宅されシャッターが再び開くまで、およそ20分間にわたり貴マンション敷地内にとどまりました」

   気がついたらシャッターが閉まっており、20分間も閉じこめられた、と説明している。このマンションの住民によると、この駐車場から住居エリアにつながるドアは4カ所あるが、すべてオートロックなのだという。つまり、シャッターのリモコンかマンションの鍵を持っている人でないと、駐車場からは「脱出」できない仕組みなのだ。


「住民に不安与えたことをお詫びします」


   この住民は、

「いくらなんでも、シャッターゲートで侵入を防止している駐車場に入るのはどうかと思う。経済分野で日本を代表する新聞社なんだからコンプライアンス教育はしっかりとやって欲しい」

と憤る。

   J-CASTニュースでは日経新聞西部支社に対して取材を試みたところ、東京の社長室・広報グループから、以下のようなコメントが寄せられた。

「当該文書は、駐車場内で外に出られなくなった記者を不審者と思ったマンション住民の方がマンション管理会社に連絡、警察にも通報が行き、結果として住民の方々に不安を与えたことをおわびしたものです。日々の取材では、社会通念上、問題になるような行為はしないよう指導しています」

   一方、マンション側は、「コメントできない(管理人室)」「入居者専用のスペースで掲示されたものなので、入居者以外に対しては一切コメントできない(管理会社)」と、堅く口を閉ざしている。

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