記事全文 モノウォッチ > 

カメラを軸に昭和史を描く 「カメラは時の氏神」出版

2008/1/18      このエントリーを含むはてなブックマーク はてなRSSに追加 この記事をBuzzurlにブックマークする この記事をクリップ!   Yahoo!ブックマークに登録   newsing it!   コメント  
光人社が出版した「カメラは時の氏神 新橋カメラ屋の見た昭和写真史」
光人社が出版した「カメラは時の氏神 新橋カメラ屋の見た昭和写真史」

   「ライカ1台の値段は家1軒分」といわれた時代からデジカメ登場まで、「カメラの歩みを見続け70年」という元カメラ店主の聞き書きが本になった。「カメラは時の氏神 新橋カメラ屋の見た昭和写真史」(柳沢保正、光人社)だ。東京・新橋で「ウツキカメラ」を経営していた宇津木發生さん(89)のカメラ人生を描いた。

   カメラを通して見た昭和史でもある。2008年1月8日から書店に並んでいる。A5判213ページ(年表含む)、1900円(税別)。内容の一部はムック「カメラスタイル」(ワールドフォトプレス)に連載された。

   宇津木さんは戦時中、東京新聞のカメラマンだった。きびしい報道統制下での「撮影荒業」秘話の数々が明かされる。戦後はカメラ屋になって、ドイツのコピーから始まった日本のカメラ産業が独り立ちし、やがて世界を席巻するまでを見届けた。

   しかし、21世紀のデジカメやネットオークションの荒波に、昔ながらのカメラ屋は歯が立たず、2005年に「ウツキカメラ」は閉店した。「古き良きカメラの時代」の終焉を示す結果でもあったようだ。筆者の柳沢保正さん(70)は元朝日新聞記者。カメラ好きで、店に通いながら聞いた宇津木さんの話をまとめた。

   戦後復興期を知る世代にとってはノスタルジーを楽しむことができそうな作品だ。柳沢さんは、若い人たちにも読んでほしいと考えている。「日本にかつてあった、戦争という暗黒時代からの復興を目指したエネルギーを感じてほしい」と話している。

ads by Overture

カメラは時の氏神―新橋カメラ屋の見た昭和写真史
カメラは時の氏神―新橋カメラ屋の見た昭和写真史柳沢 保正

光人社 2008-01
売り上げランキング : 10311

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
銘機礼讃 3 (3)

  

関連記事

カテゴリ内の最新記事

ads by Overture

スポンサーサイト

ニュースの最新記事

ECナビランキング - 【パーティ用品】 - 価格比較へ

テレビウォッチの最新記事

注目情報

  • J‐CAST新卒社員募集

    インターネット発の日刊フリーマガジン『J-CASTニュース』を中心に、媒体の企画・編集・制作を手がける伸び盛りの会社です。

会社ウォッチの最新記事

ads by Overture

スポンサーサイト

注目記事

  • 新サイト「会社ウォッチ」!!

    新サイト「会社ウォッチ」!!

    会社の「人間関係」をテーマにしたユニークなサイトです。会社内のドラマを記事や コラムの形で発信していきます。

  • J‐CAST新卒社員募集

    J‐CAST新卒社員募集

    インターネット発の日刊フリーマガジン『J-CASTニュース』を中心に、媒体の企画・編集・制作を手がける伸び盛りの会社です。