松井龍哉さん率いるフラワー・ロボティクスは「ロボット」「テクノロジー」という言葉を常に意識しながら、今のためのデザインを考えている。そしてデザイナー自身が作るところから、売るところまで直接たずさわるという、ユニークなスタイルを取っている。毎度、新しい取り組みに驚かされているのだけれど、今回はマネキン。ショーウィンドウの中で自在にポージングするマネキン。動くのだ。展示会などの機会を通してこの存在は世界に知られ、量産が決定、販売とレンタルが始まった。

マネキンは動かないとこちらが思っているから驚く。しかもその頭部は無機質にしてあるからなおさら驚く。ロボットは人間のためになることをする、というのを、狭義で考えたらこんな発想には至らないだろう。ショーウィンドウの中で自在に動くマネキン。発想がとても自由だ。
(続く)

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